いつも一本道を想像するのだ。
暗く視界を殺す濃霧の中、足元にほの見える一本の道。
他にはなにもないので、
仕方なくそのうえを行く。
ふとまわりを見渡すと
虚空に無数の光があり、
みなノロノロと前進している。
前進しつつ、ふとなんの前ぶれもなく
つい消えたりする。
その時、理解する。
直接的に。
この道は死へと向かう一本道。
まわりの明かりはおそらく人。
俺の心にきっと届かない世界中の人。
57億の民。
これが、この状況が俺のいる世界だ。
すべての飾りをとれば
そういうことだ。
天空を行くひとりひとり、57億の明かり。
57億の孤独。
関連動画↓
(ニコ動やけど…)
http://m.nicovideo.jp/watch/sm16233122?guid=ON&cp_in=watch_fri_app_fin&uid=NULLGWDOCOMO&DCMPAKEHO=ON#friend
これ見る度に泣きそうになる。
まさに今の心境。
誰もが57億(今は70億人らしいけど)の孤独なんだと。