翌朝は一縷の望みを託して早起きしましたが、白の世界でした
 
イメージ 1
 
それよりなにより、体が大変です!!
昨夜、寝る時までは何ともなかったのに、起きてみたら、
高山病になっていました( ;∀;)
睡眠中は酸素の取り込みが少なくなるので高山病になりやすいんですね
そう言えば富士山でも同じパターンだったな。。。
はぁ。。。あの苦しみがまた始まるのか
気持ちは朝の空同様どんよりです
 
そうも言ってられません、白々と夜が明けてきました
山荘から山頂までは15分足らずです
まぁ、雨が降らないだけましと思いましょう!!
 
イメージ 2
 
重たい足とつわりのようなムカムカを我慢しながら歩きます
夜が明けるにつれ周りの景色がきれいに見えてきました
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
約1時間で、長野・新潟・富山の県境『三国境』に到着です
お天気が良かったら、富山湾まで見えるそうな。。。
 
イメージ 7
 
のびやかな縦走路です
 
イメージ 17
 
イメージ 18
 
体調がよかったらもっと楽しめただろうに( ;∀;)
頂上に鉄剣のある小蓮華山に到着です
このあたりから杓子岳。鑓ヶ岳の眺めが素晴らしいです
 
イメージ 12
 
イメージ 10
 
イメージ 11
 
小蓮華岳から白馬大池までは約2時間、見たこともないような愛らしい高山植物に癒されながら頑張って歩きます
 
イメージ 15
 
イメージ 16
 
 白馬大池が見えてきました
ライチョウがよくみられるという雷鳥坂に差し掛かりましたが
この日は出会えませんでした
 
イメージ 13
 
ハクサンコザクラの群生が始まると、山小屋もすぐです
 
イメージ 19
 
10張りほどのカラフルなテントと、たくさんの登山者
 
イメージ 6
 
ここでトイレ休憩と、エネルギー補給
350mのペットボトルを買って500円硬貨を渡して
お釣りを待ってたら、『これ、500円なんですよ。。。』と
申し訳なさそうに言われました
立派な売店だったし、下界のような感覚に陥ったのかな
高山病で頭も回転してなかったのでしょう(笑)
 
イメージ 14
 
さて、ここからはなだらかだけど、右手に池を見ながら
結構手ごわい岩の連続です
途中、白山シャクナゲに癒されます♪
 
まだかな・まだかな・・まだかな・・・
頑張って歩きます
視界が広がって、大きなケルンが見えてきました
『乗鞍岳』に到着です、放心状態で座りこむ私(笑)
 
イメージ 3
 
乗鞍岳を出発して間もなく、雷が鳴り始め、雨が落ちてきました
ひどくなる前に、大岩の陰で雨具を着こみ、ザックにもカバーをしました
いい判断でした!!
すぐに雨がひどくなり、シャーベット状になった残雪にも手こずりました
栂池自然園までの長かったこと・・・
途中には天狗原と呼ばれる景色のいいところを通りますが
その頃は雷がひどく、カメラを出すこともできませんでした
生まれて初めて、ワタスゲもあったというのに。。。ほんと、残念!!
もう、本当にヘロヘロになり、やっと栂池に到着です
 
7時間のコースタイムに対して、なんと、9時間近くかかっていました
栂池の売店で、山菜そばで暖まり、ロープーウェイとゴンドラで、下山
 
イメージ 4イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バスに乗り、白馬駅へ、それから列車で松本まで
駅前のホテルにチェックインし、大浴場で2日分の汗を流し
やっと、ほっとしたのでした(^-^)
 
松本の夜と、最終日はまた次で。。。