【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 7/16 15:00 Cフレア数回発生 太陽活動やや活発
太陽風速度は高速から緩やかに下降しましたが、太陽風の磁場が非常に強く南を向いた状態が続いたため、地磁気活動は非常に活発でした。
SC型(急始型)地磁気嵐が発生 現在も継続中



http://swc.nict.go.jp/contents/

2012/07/16 15:00 更新
活動領域1519、1520、1521などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は高速な650km/s前後から500km/s前後へ緩やかに下降しましたが、太陽風の磁場が非常に強く南を向いた状態が続いたため、地磁気活動は非常に活発でした。
14日18時10分(UT)に、SC型(急始型)地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。

>> つづき↓↓


宇宙天気情報

◇宇宙天気情報BOX より

最新状況 (23:31) 7/16
今日、C3.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。(黄色表示)
磁気嵐が非常に発達しています。(赤色表示)
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。


最新状況 (17:41) 7/16
今日、C3.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。(赤色表示)
磁気嵐が非常に発達しています。(赤色表示)
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。


フレア (GOES)
発生日 JST 検出

7/16
21:59
C2.2

13:52
C3.0

08:52
C2.4

06:42
C3.5

04:46
C2.8

03:38
C3.8

7/15
00:39
C2.5

7/14
23:07
C2.4

19:27
C3.3

13:51
M1.0

12:39
C5.0

07:00
C2.4



宇宙天気情報

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年07月16日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1519、1520、1521などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は高速な650km/s前後から500km/s前後へ緩やかに下降しましたが、太陽風の磁場が非常に強く南を向いた状態が続いたため、地磁気活動は非常に活発でした。
14日18時10分(UT)に、SC型(急始型)地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1519、1520、1521などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、活動領域1519で15日18時38分(UT)に発生したC3.8/SFフレアでした。

活動領域1519は、面積・黒点数が増加しました。
活動領域1521は、磁場構造が単純なβからやや複雑なβγに変化しました。

Cクラスフレアが発生した活動領域1519、1520、1521では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は非常に活発でした。
太陽風速度は高速な650km/s前後から500km/s前後へ緩やかに下降しました。
太陽風の磁場強度は15日6時(UT)頃に非常に強い28nT前後へ上昇し、磁場の南北成分は-18nT前後の非常に強い南向きの状態が続いたため地磁気が非常に乱れました。

気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、昨日の日報にて報告したSI(地磁気水平成分の急増)は、14日18時10分(UT)発生のSC型(急始型)地磁気嵐として報告し直されました。
この地磁気嵐による地磁気水平成分の変化量は約202nTで、現在も継続中です。
この地磁気嵐は、12日17時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の影響によるものと考えられます。

太陽風の磁場強度はかなり強い15nT前後へ緩やかに下降しつつありますが、磁場の南北成分は-12nT前後の非常に強い南向きの状態が続いています。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。

(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html

27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html

(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、7[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、2000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。

F層臨界周波数は、15日の夜遅くから16日の朝にかけて稚内(北海道)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、15日の昼過ぎから夜遅くにかけて、日本各地でやや高めでした。
また、16日の未明から明け方にかけて中高緯度の地域でやや低め、朝から昼前にかけて日本各地でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※国分寺(東京)と大宜味(沖縄)は、現在、一部時間帯の最新のデータが確認できない状態となっています。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:7月13日)
<   日付   > 14 15 16 17 18 19 20
<デリンジャー現象>  1  1  1  1  1  1  1
< 短波伝搬状態 >  3  3  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
7月15日の太陽黒点相対数は、92、6月の月平均値は、65でした。
7月15日の太陽黒点総面積は、1440でした。
7月15日のf10.7は、144でした。
7月15日の地磁気K指数合計は、37、最大のK指数は、6でした。
短波伝搬を予測するための、7月と、8月と、9月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ62、64、65です。



宇宙天気情報より抜粋




大雨に伴う福岡県内避難情報【第30報】
2012年7月16日 13時00分

16日13:00現在、大雨の影響で、福岡県の一部地域に避難指示・勧告が発令されています。

■避難指示
・八女市 :星野村上原地区(6世帯23人 16日09:00現在)
・川崎町 :一部地域(1世帯2人 16日09:00現在)

■避難勧告
・朝倉市 :杷木志波地区の一部地域(19世帯67人 15日18:00避難指示から切替)
・久留米市:一部地域(91世帯347人 16日09:00現在)

・広川町 :一部地域(28世帯94人 15日18:00現在)

(緊急/避難情報/避難情報)




Yahoo!天気・災害
緊急・被害状況>詳細より






【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 7/16 11:36
太陽風磁場が長時間南向きに強まっています。磁気圏では磁気嵐など乱れが発生しています。

京都大学WDCのDst指数
地球を取り囲むように磁気圏の赤道面に沿って流れる環電流の強さを表す指数で、マイナス側に大きく振れるほど、
電流が強まっている=磁気圏に大きなエネルギーが流れ込んで大きく乱れている
ということを示しています。
また、放射線帯の高エネルギー電子も大きく増加する可能性があります。



http://swc.nict.go.jp/contents/


宇宙天気ニュース
Supported byKNCT
http://swnews.jp/


◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (13:01) 7/16
今日、C3.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。(赤色表示)
磁気嵐が非常に発達しています。(赤色表示)
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。


フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16
08:52
C2.4
06:42
C3.5
04:46
C2.8
03:38
C3.8
7/15
00:39
C2.5
7/14
23:07
C2.4
19:27
C3.3
13:51
M1.0
12:39
C5.0
07:00
C2.4


2012/ 7/16 11:36 更新
太陽風磁場が長時間南向きに強まっています。磁気圏では磁気嵐など乱れが発生しています。


昨日、到来をお知らせした太陽風の乱れは現在も続いています。
速度は、昨日のニュースの頃は650km/秒前後でしがた、
以降はゆっくりと下がり続けて、現在は500km/秒と高速状態は終わりつつあります。

一方、太陽風の磁場は、昨日の午後、15日15時(世界時15日6時)に再び大きく変化して、
以降、大きな影響が地球の磁気圏に及んでいます。
磁場強度は、それまでも15nTほどに強まっていましたが、
更に30nT近くまで大きく強まりました。
そして、磁場の南北成分が南側に大きく振れ、-20nT近い強い南向きになりました。

以降、20時間を超えて、太陽風磁場が強く南を向く状態が続いています。
ACEの図で変化を見ると、磁場強度は昨夜遅くまでは25nTを超える強度を保ち、
今日に入ったくらい(世界時15時前後)から次第に弱まっていますが、
現在も17nTと強い値です。

また、南北成分も昨夜遅くまで-20nT近くまで大きく南に振れ、
今日に入った頃から少しずつ振れ幅は弱まっていますが、
現在も-13nTの強い南向きです。

CMEによって、太陽からまとまった磁場のかたまりが流れてきたのだと考えられますが、
南に向かって長時間安定して振れる様な磁場構造をしていたのでしょう。

この影響で、磁気圏の活動も大きく強められています。
AE指数のグラフでは、1000~1500nTの大きな変動がずっと発生しています。
この図の右端、23時頃の昭和基地の様子を、全天カメラの動画で紹介します。
薄雲がかかっていて観測条件は悪いのですが、
活発にオーロラが発生していたことが分かります。

ただし、非常に激しい活動という見え方ではないようで、
大きな磁気嵐が発生したときに見られる、赤いオーロラは見えていません。

京都大学WDCのDst指数を見ると(1枚目の図を参照)、
速報値ですが最大で-130nTと大きめの磁気嵐が発生しています。
このデータは、地球を取り囲むように磁気圏の赤道面に沿って流れる環電流の強さを表す指数で、
マイナス側に大きく振れるほど、
電流が強まっている=磁気圏に大きなエネルギーが流れ込んで大きく乱れている
ということを示しています。

また、放射線帯の高エネルギー電子も大きく増加する可能性があります。
現在は、磁気圏の乱れが大きいため、データは激しく変動しています。
太陽風が落ち着いてくる頃に、どのレベルで安定するかに注目してください。

太陽風は、速度、磁場強度ともにゆっくりと弱まっていて、
擾乱の終わりに近づいていることが分かります。
今日いっぱいくらいで乱れは終わるかもしれません。
その後は、低速の穏やかな太陽風に戻るでしょう。

太陽は、1519、1521、1520黒点群の黒点の集まりが、西の端に近付いています。
今、太陽メガネで見てきたのですが、
乱視の私の目は、おぼろげに黒点のある感じが見えました。
今日、明日までだと思いますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
(3倍の太陽専用双眼鏡を使うと簡単に見えました)

1519黒点群などで、C3.8、C2.8の小規模フレアと、
C1のフレアが数回発生しています。
もう、黒点群全体が西の端に近付いているので、
今後のフレアによる影響は小さいものとなるでしょう。

また、東側には目立った活動領域は見られず、
この後の太陽の活動は、静かになりそうです。




宇宙天気ニュースより抜粋