【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 11/14 15:00
Mフレア数回発生 太陽活動活発
12日23時12分(UT)にSC型(急始型)地磁気嵐発生 継続中
太陽風の磁場が非常に強く南を向いた状態が続いているため、今後、地磁気が乱れる可能性があります。
http://swc.nict.go.jp/contents/
2012/11/14 15:00 更新
活動領域1613などでMクラスフレアが数回発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
12日23時12分(UT)にSC型(急始型)地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。
太陽風の磁場が非常に強く南を向いた状態が続いているため、今後、地磁気が乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。
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宇宙天気情報
◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (07:22)*11/15
昨日、M2.8の中規模フレアが、一昨日もM6.0の中規模フレアが発生しています。(黄緑色表示)
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。(黄緑色表示)
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。
フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/15
---
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11/14
22:17
C4.3
12:58
M1.1
12:07
C1.7
11:13
C1.6
05:49
M2.8
02:32
C1.8
11/13
19:04
C3.1
17:03
C2.2
15:50
C3.4
14:41
M2.5
10:58
M6.0
10:11
C3.5
09:09
C4.4
08:13
M2.0
06:33
C2.5
03:44
C2.0
宇宙天気情報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年11月14日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
活動領域1613などでMクラスフレアが数回発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
12日23時12分(UT)にSC型(急始型)地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。
太陽風の磁場が非常に強く南を向いた状態が続いているため、今後、地磁気が乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。
○太陽活動
太陽活動は活発でした。
活動領域1613で13日20時50分(UT)にM2.8/SNフレア、太陽面で14日3時59分(UT)にM1.1フレアが発生しました。
国立天文台野辺山太陽電波研究所の電波画像(電波へリオグラフ)によると、後者のフレアは活動領域1613付近で発生した模様です。
そのほかに、活動領域1613などで、Cクラスフレアが多数発生しました。
活動領域1610、1614、1615は、面積と黒点数が減少しました。
活動領域1613は、黒点数がやや減少し、磁場構造は単純なβから非常に複雑なβγδへ変化しました。
活動領域1605が太陽面の裏側へ回り込み、活動領域1609は衰退しました。
STEREO衛星の極端紫外線の画像(EUVI)によると、本日から明日頃にかけて、新たに太陽面の東端から回り込んできそうな明るい領域はありません。
Mクラスフレアが発生した活動領域1613では、今後もMクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
9日15時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)に伴う衝撃波が、12日22時(UT)頃に到来した後、太陽風速度は通常速度の400~450km/s、太陽風の磁場はかなり強い10~20nTで推移しました。
この間、磁場の南北成分は概ね北向きの状態が続いていましたが、13日17時(UT)頃から南向きの状態となり、21時(UT)頃からは-10~-20nTの非常に強い南向きの状態となりました。
気象庁地磁気観測所(柿岡)の観測データによると、これに伴って地磁気の乱れが始まりました。
気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、昨日の日報にて報告したSI(地磁気水平成分の急増)の発生は、12日23時12分(UT)発生のSC型(急始型)地磁気嵐として訂正されました。
この現象による地磁気水平成分の変化量は約45nTで、現在継続中です。
現在も太陽風の磁場はかなり強い17nT前後、磁場の南北成分は-16nT前後の非常に強い南向きの状態が続いているため、今後も地磁気が乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。
(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html
27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html
(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色
○プロトン現象
静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
○高エネルギー電子
静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、100[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
今後とも高エネルギー電子フラックスは、静穏な状態が予想されます。
○電離層
臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。
F層臨界周波数は、13日の夕方から夜のはじめ頃にかけて、大宜味(沖縄)で低めでした。
また、14日の朝から昼前にかけて稚内(北海道)で高め、朝から昼過ぎにかけて国分寺(東京)でやや高めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、14日の朝から昼前にかけて、日本各地でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※山川(鹿児島)は、現在、一部時間帯のデータが確認できない状態となっています。
(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。
(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。
デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:11月13日)
< 日付 > 14 15 16 17 18 19 20
<デリンジャー現象> 1 1 1 1 1 1 1
< 短波伝搬状態 > 4 4 4 4 4 4 4
【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
0=ないでしょう・・・・・・30%未満
1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
5=極めて静穏
4=概して静穏
3=やや不安定
2=不安定
1=非常に不安定
(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。
※日本上空の全電子数(TEC)は、データ処理上の問題により、現在、データに一部異常な値が出力されています。
○活動度指数
活動度の指数です。
11月13日の太陽黒点相対数は、75、10月の月平均値は、53でした。
11月13日の太陽黒点総面積は、850でした。
11月13日のf10.7は、146でした。
11月13日の地磁気K指数合計は、23、最大のK指数は、3でした。
短波伝搬を予測するための、11月と、12月と、1月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ70、72、73です。
宇宙天気情報より抜粋