11月第四木曜日は、 米国の感謝祭ということになっている。今年は11/26。ニューヨーク タイムズの一面を観ていて気が付いた。
アメリカのイリノイ州に住んでいたくせに、感謝祭の起源をよく知らなかったので、感謝祭って何に感謝する行事なのか、少し調べてみた。

感謝祭とは、イギリスから、宗教的迫害を逃れてきたピルグリム ファーザーズが、マサチューセッツ州プリマスに命懸けで移住してきた人たちが祝った最初の収穫祭、記念行事であった。

1620年、イギリスから新大陸に持ち込んだ種子は、新しい土地に馴染まず、作物が出来ず、飢饉が起こり、人々は苦しみ、多くの餓死者を生み出してしまったらしい。食べるものがない、この事実はきついものだったろうと想像する。今の米国からは想像もつかないことだ。翌年、ピューリタン達は、近くに住んでいた土地のインディアンたちに助けてもらい、収穫の為の知恵を教わった。その為翌年の収穫は上手く行ったらしい。助けてくれたインディアンたちを招いて、収穫に感謝、インディアン達に感謝し、祝いあったことが、収穫祭の起源なんだって。だから、感謝祭には、地元のインディアンの人たちの絵が一緒に出てくるんだなと得心した。良い話だ。ちよっと感動するな。

今は2020年、あれから400年の時が流れていることになる。昔のことを忘れないで、感謝祭を祝おうと言う米国も、今年はコロナウイルスに苦しんでいる。漸く抗ウイルス薬が出来上がって来たが、このような、お互いを思いやること、American spiritを忘れない精神は、今でも健在だ。昔のことを忘れない、次の世代に伝えていく、この繰り返しは、やはり大切なことだと思う。感謝祭のことを遠い日本で知って、心が暖かくなる思いだ。今年も無事に感謝祭を迎えられたことに感謝したい。