
せっかちおやぢの
日めくりカレンダー
佐藤 慶太郎
佐藤慶太郎は大正時代に上野や故郷の別府に美術館を建てたり
多額の寄付をした大金持ちだったが
幼少の頃は非常な貧乏生活を骨の髄まで味わって育った人だった。
その働きぶりを九州の石炭王「山本周太朗」に見込まれて
25歳から無報酬で山本商店の番頭を務め奉公が終えたとき
周太朗が労苦に報いて出資を申し出たが
「8年間の奉公で商品の見分け方、売り込み、業務一切を経験させてもらい
この信用ある店から自分にも信用がついた。
この経験と信用という2つの無形の財産を頂いた上に
その上の贈り物を受取る訳にはゆきません」と こう言って断った。
独立独歩で小さな会社を作り始めた会社は一つの取引の誤りも無かったので
銀行も安心して力を貸してくれた。資本金が一文も無く始めたが
どんどん繁盛して大実業家になったのは、
無報酬で働いていた時でも
「仕事を覚えさせていただいた」と感謝する考えは紛れもない成功者の発想だと
この本にはありました。
無報酬でもこの考え! ほんと すごいね!
これが 無欲万両の世界に達した人か・・・。
佐藤慶太郎 伝記が有れば欲しい人の一人になりました。
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