目の保養のために遠回りしても青山フラワーマーケットの前を通って帰宅するクセがついているのですが、先日お店の前にこの子が落ちていました。拾った時はもっと小さくて、「落ちてましたよ」ってお店に持っていっても捨てられちゃいそうだったので、こっそりバッグに忍ばせて家に連れて帰りました。
挿し木して数週間したら、アンテナを伸ばすようにランナーがどんどん伸びてきて、ちょっと見たことない姿の多肉ちゃんにワクワクです。
世界中の多肉フリークをインスタでフォローしているんだけど、先日こんな画像を発見!
拾ったあの子はきっとこんな姿になるに違いないとわかり、せっせと栄養を送ってあげようと思います。どんなちっぽけな生き物でも、計り知れないパワーを秘めているに違いないのです。
今でこそ音楽と出会って、生きる道を見出した息子だけど、何年間も真っ暗闇の中で彷徨っていました。自分の生きる道は、自分の生まれた意味は、一体何のために生きているのだと悩み続けた中で、大好きなドラムと出会い、打ち込むものを見出しました。5年間も家に閉じこもっていたけれど、不思議と「あの子は大丈夫」という確信があり、好きに閉じ込もらせて、でも結果、自分から巣立って行ったのです。
息子のライブを80になる母と一緒に見にいった時、「よくここまで立ち直ったね、あなたが頑張ったのね」と嬉しい言葉をかけてくれたけど、私の力なんて本当にちっぽけで、生きる力が本人の中にしっかりとあったんだと思う。花屋さんの廊下に落ちていた多肉植物のように、計り知れないパワーを秘めていて、どんな環境でも花開くエネルギーを持っていたから、だから私は安心して見守っていた気がします。
ちょっとこじつけたような内容になっちゃったけど、どんな子にも力が備わっているから、子供の力を信じてあげてほしいなって思います。家に引きこもりたいのなら、好きなだけ引きこもらせてあげればいいし、学校に行きたくないのなら、無理に行かせる必要もないのです。世界は広くて、学校なんて本当にちっぽけだから。
息子はバンドマン目指して爆進中なんですが、バンドマンの若い男の子たちに出会えるのが私的には本当に嬉しくて楽しくて、そのうち写真を撮らせておらうって夢みています。