<2010年11月>
楽しかった。
また、またっていうのもあれなんだけど、彼女ができて楽しかった。
この子も俺のことを大好きだっと言ってくれるし、明るいし、とにかく楽しかった。
俺たちが出会ったのは2ヶ月前、9月の下旬だった。バイト先で。
みんな家族みたいな感じで当然その子とも仲良くなったんだけど、
俺は思った。この子は良い子だ。でも、まったく俺のタイプじゃないな。
俺なんかが人のとこをあ~だこ~だ言うのも申し訳ないことだけど、まあ、そう思ってしまった。
でも不思議なことに、時間が経つにつれ俺はその子にひかれるようになった。
バイト先のみんなも応援してくれたし、ついに11月、俺はこくった。
うそか本当かわからないけど、この子は最初から俺のことが好きだったらしい。
自分が理想として来たタイプだって。
まあ、俺はうれしいけどな。
帰り道の電車の中、あ~そういえば。。と2008年11月のことを思い出した。
<2008年11月>
前からすごく好きだった子が、俺が理想として来た女の子が俺にこくった。
ありえないと思った。俺、何もしなかったもん。
夢じゃないかと何回も現実を疑った。が、本当だった。
この子とはもともと仲良かった。
この子はすごく純粋で天然だった。
前に一回、俺が聞いたことがある。
“俺、どう?”
“ん~~一緒にいたら楽しい。 お前、めちゃ明るいじゃん。でも正直言ってまったく私のタイプじゃないな。外見も、性格も、悪くはないけど私のタイプじゃない。”
笑いながら、すごく楽しそうに答えたこいつに、到底突っ込めなかった。
この子がこくった時、冗談半分で聞いてみた。
“俺のこと、まったくタイプじゃなくなかったけ”
“正直、そう。でも何か、ひかれるもん。好きになっちゃったもん。”
こうやって俺たちは付き合い始めた。
"何か似てるな。前の彼女と今の俺と。”と電車の中で思った。
時期も一緒だし。
この時は気づかなかった。