こどおじにとって実家暮らしであることが既に楽園と言うにふさわしいが、それだけでは足りない
ただ楽であることは健全ではない
人生を生きるうえで心身共に健全であることが望ましいように、こどおじも身体的、精神的健全さを楽園の第一としている









その中で身体的健全は比較的容易に達成することができる
カッチャマの作る料理は栄養に溢れ、こどおじ故に時間的余裕もあるため運動する時間も十分に取れるからだ
問題は精神的健全である
身も蓋もないことを言うがこれはお金が解決してくれるだろう
将来への不安や心配、誰もが頭を抱えて離れられない問題に日々精神を削られている
心配事の9割は起こらないという言葉もあるが、絶対では無い、そんなこと言って手放しに安心出来るというわけでもないのだ
そんな擦り減った精神に必要なのは9割方起こらないという気休めではなく
ことが起きても対処しうるという現実的な安心感である
人生において金で解決出来ないことのほうが少ない
どうしようもない事実として
金さえあればだいたいどうにかなってしまうのだ
例えば自分は今の職場でずっと働き続けられるのだろうかという、職を失うことへの不安
こどおじも当たり前に持っている不安である
働かなければ食っていけないというのはこの資本主義社会が生み出した一つの理であるが
単純に考えてみてほしい
金が無ければ生きていけないということは
言い換えれば
金さえあれば取り敢えず生きていけるということだ
金は力である
そして唸るほどの金さえあればもはや資本主義社会の理からも解放されるというのだ
FIREである
この瞬間に職を失う不安というのはFIREという人生における大きな目標となる
いつか辞めさせられるのではという不安に精神を削られながら生きる日々は
いつか唸るほどの金を貯めて投資にまわし
辞めてやるよこんな職場!
と叩きつけて自由になる
そんなことを夢見る日々に変わる
そしてその夢物語が現実味を帯び始めたとき
この世界が楽園であることに気付く
ある日
自分はこどおじという身分に甘えて
小学生レベルの算数を駆使し
毎月の給料と賞与を足し算して将来の資産を試算した
現実はそんなに甘くない
となることを諦観していたのだが
思いのほか実際には試算に近い貯蓄が出来ている
これイケるな
思い始めたらもう何も怖くはない
この瞬間に人目も世間体も何一つ気にしない無敵のこどおじが爆誕した
他人にどう思われるかという精神的苦痛より現実的にFIRE出来るかもしれないという精神的快感が上回ったのだ
そんな無敵のこどおじ生活もそれなりの年月が経つと着々と貯蓄が出来てくる
貯蓄額に比例して精神的余裕が現れ始める
現時点でさえ精神的余裕があるのに順調に続く将来を見据えるとその精神は天使の領域である
もちろん世界経済の動向が少なからず精神に影響を与えているのは否定できないが
ただ、心の平穏無くして楽園はあり得ない
人生に最も必要なものだと感じている
これを無くし、あの辛かった日々に戻るのは
死んでもごめんである









といったような感じで
心身ともに健全であることは誰もがそうあるべきで目指すべき状態であるが
その実現という話になると
ことこどおじにおいては最強
誰にも負けない強みにあふれている
そしてその実現の礎となる日々や生活のことを
自分は誇りを以てこどおじの楽園生活と呼んでいる
意外と楽しいぞ