最近読んだゲーム系書籍の紹介。

 

…といっても全部端から端まで

読んだわけではなくて

流し読みに近い。

 

これ実はだいぶ前に書いてて

書くことない時に出そうと思ってたんですけどね。

 

ゲーセン戦記

ゲーセンミカドの店長である

イケダミノロック氏の手記。

 

 

 

ナムコはいかにして世界を変えたのか
-ゲーム音楽の誕生

ナムコ、と銘打ってて寄ってはいるんだけど

他メーカーも含めた

ゲーム音楽の歴史を振り返ってるような本。

 

ゲーム音楽自体細野晴臣とかがとりあげ

ゼビウスをフューチャーした

「VIDEO GAME MUSIC」が

ゲームミュージック単体のアルバムとしては

初だったと思うので

ゲーム音楽、というものが認識されたのは

ナムコきっかけだったと言っても

いいのかもしれないけど、

やや著者の趣向に寄ってはいる気がした。

 

でもワクワクできるいい本です。

 

 

 

 

ビデオゲームの語り部たち
日本のゲーム産業を支えたクリエイターたちの創造と挑戦

4Gamer.netの連載インタビュー記事をまとめたもの。

 

 

 

 

セガハード戦記

セガのハードについて

歴史が綴られたもの。

ややセガ好き視点に寄ってるとは…。

 

 

 

 

 

昔のゲームの写真とか集めただけで

適当なコメント書いて終わり、

みたいな本が多い中

(まあそういうのはそういうので

おもしろい部分もあるんだけど)

これらはそれぞれ

マニアックな視点で「語ってる」本で

おもしろかったと思います。

(「ビデオゲームの語り部たち」は

ちょっと商業の空気を感じたけど)

 

 

ゲームの歴史については

いろいろ難しいところもあって、

昨年かな。

「ゲームの歴史」という本が3冊刊行されたものの

嘘ばっかかいてあると苦情が殺到して

回収となった経緯があります。

 

 

実際現場に居た人の話ですら

うろ覚えだったり勘違いだったり

することもあるし、

視点によって全然違ったりもするし

それこそ「言っちゃダメ」な話もあります。

 

「こういう経緯で作りました!」って

公式発表(?)が事実とだいぶ違うことも

数ありますし…。

 

軽い例だと

まんが「ドラゴンクエストへの道」とか

「事実と違う」とは言いませんが

あくまでもまんがのために

アレンジされた部分は多いと思います。

 

 

「歴史」を語るのはかなり難しいです。

結局ゲームに限らず歴史なんてのは

声がでかい人の見解が

後々の世に残ってるだけで

学校でやるような歴史でも

怪しい部分はかなりあると思ってるけど…。

 

誰かが残してた話しか

調べようがないですもんね。

なんか物がでてきたところで

その時それを作った人が

どういう状態に置かれて

どういう気持で作ったか、とかまでは

想像でしかないわけで。

 

 

ちょっと脱線した。

 

 

とりあえず人によって随分感想は変わりそうだけど

どれもおもしろかったと思うので

タイトルで気になったのがあったら

読んで見るのもいいんじゃないでしょうか。