1927年に誕生し、全米で大ヒットとなったオズワルド。
ウォルト・ディズニーはその作品の(ニューヨーク)配給会社に、
オズワルドの版権をすべて奪われてしまう。

さらに、ウォルトのもとにいるスタッフ達も大量に引きぬかれてしまい…
ウォルトのもとに残ったのは、
兄のロイ、無二の友人でありアニメーターのアブ・アイワークスと、
わずかなスタッフだけだった。



失意のどん底の中。ロサンゼルスへと帰る列車の中で
兄/ロイに宛てた手紙の一部が、次のような言葉です。

元気を出そう。
結局、最後は僕たちが笑うことになるよ。
その時の笑いこそ最高の笑いだよ。


そして、翌年…
スーパーヒーロー、ミッキーマウスが誕生することになるのです。