梅雨の蒸し暑い日々が続いていますが、お体お変わりありませんでしょうか。今月のフィルム業界ニュースをお届けさせて頂きます。
ビジネスチャンス発掘や業界動向チェックのご参考にして頂けましたら幸いです。


■ フィルム業界ニュース ━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

①伊藤園、PETボトル30%軽量化
<緑茶用無菌充填方式も開発>
伊藤園は東洋製罐と共同で、従来に比べて30%軽量化したPETボトルと、無菌充填方式「NSシステム」を開発した。PETボトル(500ml)の重さは19gと緑茶飲料では最軽量。NSシステムはボトルが高温にさらされるのが殺菌時だけのため、薄肉化しても熱による影響が小さくてすむ。リニューアル発売する「お~いお茶 緑茶」などに採用する。」
(化学工業日報2010年6月14日)

②エフピコ、世界初スクリュー透明容器
<簡単・確実に開閉、汁漏れ・臭いも遮断>
エフピコは、世界で初めてスクリュータイプの開閉機能を持つ透明容器「SQシリーズ」を開発した。スクリュータイプのプラスチック容器はこれまで射出成型でしか生産できなかったが、PET樹脂シートを真空成型で生産する透明容器で実現した。お年寄りでも簡単かつ確実にフタを開閉できるユニバーサルデザインで、フタを閉じれば汁漏れのほか内容物の臭いも遮断する。3月の発売以来、鮮魚、海産物、フルーツなどの容器として店頭に登場し始めている。
(化学工業日報2010年6月15日)

③山仁薬品-田中製紙、シート型の乾燥剤開発
<シリカゲルとパルプが原料>
山仁薬品は田中製紙工業と共同で、原料にシリカゲルとパルプだけを使ったシート型乾燥剤「ドライヤーンシートS」を業界で初めて開発した。軽い素材で厚みも薄く、小型化により機械充填が可能。誤飲や異物を回避したい顧客ニーズに応える製品として、精密機械や医薬、食品向けなどに展開する。
(化学工業日報2010年6月3日)

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