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子供達とテレビゲームのセカンドインパクト。
それはやはり「ポケモン」である。
今回紹介するのは、ニンテンドー64の「ポケモンスタジアム」
画像がないので、ポケモンスタジアム金銀クリスタルバージョンになっているが、シリーズの初代、「ポケモンスタジアム」である。
話は少し戻って、ピカチュウげんきでちゅうに戻る。
ピカチュウげんきでちゅうを買ってきてから、子供達は一生懸命ピカチュウとのコンタクトを楽しんでいた。
ただ問題は、さすがにまだコントローラーが大きいのであった。
ピカチュウが止まっていて、言葉をかけたりするのは良いのだが、ピカチュウがあっちこっちへ移動すると、それを追いかけるのに苦労していた。
左手で3Dスティックをコントロールするのだが、指が短いため微妙な操作は不可能である。
3Dスティックは倒す角度により、進む速度がゆっくりになったり速くなったりするのだが、極端に傾けることしか出来ないので、子供達の操るプレイヤーは
ずっと走りっぱなし
で、近くにいるピカチュウにも全速力で向かっていくので、すぐ
追い越したり
していた。
そんな中、マイクでは
ピカチュウ! ピカチュウ!
言わなくてはいけない。
さすがに、幼少の子供には難しいようで、彼らは工夫をし
・操作するのはお兄ちゃん
・マイクでピカチュウに声を掛けるのは妹
というように役割分担をし、自分達の身体的ハンデを乗り越えようとしていた。
それでもゲームはそれほど進行せず、確かステージ3くらいで止まっていたと思われる。
ちょっとこれでは可哀想だと思い、既に販売されているポケモンのソフトを購入することにした。
それが、「ポケモンスタジアム」である。
ポケモンスタジアムのゲームの内容は、ゲームボーイ版ポケットモンスターの対戦に焦点をあてたものである。
現在ではWii版も販売されているポケモンスタジアムシリーズであるが、初代のポケモンスタジアムに収録されているポケモンの数はたった30。
β版ではないのか?
と思わせるような内容であるが、その頃のポケモン人気は凄まじいものがあり、 任天堂が時期を逃さない為に、制作時間を短くして行った苦肉の策ではないかと思われる。
選ばれた30体の選考基準は、当時数々行われたポケットモンスターの対戦大会で使用頻度の高かった上位30体。
プリンやゼニガメといった可愛い系のポケモンは対戦大会では使用されないので、登場するのはリザードンやニドキング、ギャラドスといった
ゴツい系
ばかりであった。
だが、そんな中でもピカチュウだけは登場していた。
使用頻度上位30位にランキングされていないのにも関わらず…。
任天堂の策略
である。
かといって、ピカチュウではゴツい系には歯が立たない。
もっぱら遊ぶのは息子の方であった。
これではせっかく「ピカチュウげんきでちゅう」で無理矢理の協力プレイで兄妹の絆を作りあってきた息子と妹の関係が悪くなってしまう…。
一緒に遊べるゲームを与えなくては…。
そう悩んでるなか妻からアドバイスがあった。
「思い切って ゲームボーイのポケットモンスターを買ってしまおう」
というものであった。
ポケットモンスターはRPGである。
私にはまだ、幼少の彼らがRPGを出来るとは思っていなかった。
だが妻曰く、保育園の同じ歳の子でポケモンを既に遊んでいる子もいるし、なにより会社の飲み会のビンゴゲームで、
ゲームボーイポケット
のピンクを当てたというのだ。
あとはソフトがあれば良いだけの状態である。
ちなみにその当時、ポケットモンスターのゲームボーイ版は、
・ポケットモンスター赤
・ポケットモンスター緑
・ポケットモンスター青
・ポケットモンスターピカチュウ(黄)
と4種類あった。
さて、そのうちのどれを我が家では購入したか…。
つづく
次回は「ポケットモンスター赤緑青黄」

