0から鍛える受験英語

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<導入>


きちんとした勉強計画は長い受験生活を上手くこなしていく上で絶対に必要です



そこでまずは試験勉強全般において、何を差し置いても最初にしておくべきことを知ってください



・しなければならない勉強の総量のおよそを把握すること


そして



・それをできるだけ削ること



最後に

・必要な知識に優先順位をつけること




これが最も肝要です。



世の中には様々な試験がありますが、だいたいどんな試験を受けるにしてもその勉強は青天井になります



その証拠に直前期の受験生を見渡してみてください。あれもたりない、これもやってないと狼狽する人ばかりです。誰一人として「終わった、終わった」なんて安堵している人はいないでしょう。




みんなある程度の不安を残しつつ本番に臨むわけです




じゃあそのことを知った我々はどう対処すべきでしょうか? あんな風にはなるまいと日々の勉強量をどんどん増やしますか? 



ここを誤解してしまう受験生が多いので、これを機に視点を変えてみましょう





みなさんの目的は大学合格です。だから必ずしも満点をとる必要はありません。合格点がとれれば充分。


満点をとる必要がないのだから全ての知識をくまなく頭に入れる必要もありません。



ならば"率先してやるべきこと"、そして"意図的にやらないこと"を決めてしまうのが無限の勉強を有限の時間で処理する為に必須のスキルなわけです



こうして青天井に勝手にゴールを置いてやり、フタをすることで初めて有意義な計画がたてられます



第一ステップでまずは志望校を明確に決めよと書きましたが、これが種です




と、こういう話は勉強法の本を読めばけっこう書いてあるのですが、それを知ってもなお実践できない人がすごく多い



例えば計画を立てさせる時に、なぜそんなに詰め込みたがるの? と聞くと、だいたい「やったほうが安心だから」と返ってきます



彼らの計画が最後まで頓挫しなかったのを見たことがありません。自分で勉強をしんどくして自分で挫折しているのです。



現時点で壊滅的な成績であるのに本番では満点をめざすような高望みはすぐに戒めるべきです。 




自分に必要な知識がどの程度までで、そこまでやったらそれ以上の部分は失点しても構わないという覚悟をもってください。少し前に話題になった断捨離という概念は試験勉強にもあてはまると思います




さて、フタができたら次はその中でどう進めていくかです。先程述べたように、本番直前になって勉強が完成しているという受験者は恐らくいません


今かいたようなことを実践してもなお、やはり充分とはいかないもの。



そこで必要なのが優先順位という考え方です。greeのほうでもさんざん書いてきましたが、試験の鉄則は「出るところから、漏れなく重複なくやれ」です




なんでもかんでも1ページ目から問題集を始めようとする人は勉強がへたくそだと思いませんか? 50点の配点があるところの勉強をほったらかして 10点の部分について勉強していたら誰だっておかしいと気付くでしょう



では何がおかしいのでしょうか? どこがおかしい?



それは時間配分です。 なんでもかんでも計画に入れたがる人たちと同様、こうした人もまた時間が有限であるということをいまいち理解しきれていません



<実践>



以上のことを理解できたらいよいよ計画を作成しましょう




ここで注意点があります



・計画は必ずずれる

・詰め込みすぎた計画は破綻する。破綻は癖になる

・長期計画・短期計画の2ステップが必要



ノルマというのは累積していきますから、1日分の勉強が滞ってしまうだけで翌日の勉強は二倍しんどくなります。 二倍の勉強に嫌気がさしてその日を諦めてしまうと、その翌日には計画表が意味を失うことになるでしょう


そうするとまた計画を作り直す必要がでてきます。 しかし試験日までの時間は当然ながら以前の計画作成日よりも少なくなっていますから、結局ノルマを増やさざるをえません。


より軽いノルマですら破綻したのですから、今度はよほど自覚を持たなければ維持できるはずがありません。


こうして破綻の連鎖が始まっていくわけです



その為にも長期計画というセーフティネットを張っておく必要があります。


長期計画は身につけるべき実力で設定します。


例:


8月 センターの長文が確実に読めるようになる


   センターレベルの単語マスター


   二次関数マスター




このように大枠を定めてから、短期計画で具体的な問題集のノルマを割り振っていきます




この長期計画だけは最初から最後まで変えてはいけません。 ここはなんとしても死守しなければならない防衛ラインですから、ここを超えた時にはもう合格はないと考えて構いません




逆に短期計画はそこまでシビアに考えなくとも大丈夫です。高校生なのですから、突発的に小テストが入ったりインフルエンザになったり、どうしたって避けられないアクシデントは当然あります




ですから毎日同じ量だけやっていく必要は全然ありません。毎日の割り振りはあくまで目安として考えても良いのです




さて、英語はどうしていいのかわからないみなさんは日頃どんな勉強をしていますか?




greeコミュニティでは主に




単語

熟語

構文

文法

構造把握


この5科目の複合科目であると書いています


一口に英語と言っても、みなさんはこの5科目を勉強しなければなりません



つまり基本的にはこの一つ一つに問題集を割り振ってやるわけです




単語は読解に、熟語や構文、文法は一部が読解に必要で、一部が小問に問われます。 構文というのは英語の成り立ちの標本みたいなものと考えてください。公式と言っても良いでしょう


構造把握とは読解の基礎。ここをしっかり学ぼうとしないから英語が読めません。 逆にここができたら英語は単なる暗記科目に成り下がります。 従って優先順位の一番はこの構造把握です。



リーディングの先生がただ教科書を訳していくだけという生徒がいる場合、彼らが英語ができない原因は半分以上その先生にあります



ここでちょっと脱線させてください。ハウトゥーだけ読みたい方は飛ばしても大丈夫です



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今まで色々な話を聞いてきました。



中にはすばらしい先生方も沢山いらっしゃいますが、ひどいところは本当にひどいです



みなさんの多くは決して英語を話したいから英語を勉強しているわけではないでしょう。だって、メルマガのサンプルで書きましたが、受験勉強なんてどんなにきわめても絶対にコミュニケーションはできませんよ


それは、ほとんどの大学の試験で問われる英語が言語学的なものだからです。決してコミュニケーションの手段としての実力を問うているわけではありません。英語の論文が読め、適度に英作文が書ければいいわけです


だから学校で教える英語にはアウトプットという側面が完全に欠落しています。話したり書いたりはほとんどさせない。



更に全学年を通して音声を介在させなくてもまかり通ってしまう。どんな発音かしらなくても別に困らないというわけです。これはコミュニケーションの手段として学ぶものからすれば致命的です



ただ、私は別にこのこと自体は悪いことだとは思いません。 大学がそういうシステムならしっかりそこに送りだしてやるのが高校のつとめだと思うからです



一番問題なのは、本業であるこういうこと(言語学的な英語)を伝えずに、毒にも薬にもならない授業を繰り返している教師、ひいては学生のニーズを無視した方向に舵をとっていく文科省のやり方だと強く思います


あと少しで授業が完全英語化するようですが、いったい誰が望んだのでしょう? オーラルを導入した時もそう、センターにリスニングをくっつけた時もそうです。 まるでままごとのように形式的で、後付けした感じが否めません


これまで言語学重視という隠れ蓑をかぶりながら、英文解釈の具体的な方法というのはほぼ塾や予備校の専売特許のようにしてきた上に、今度はその簑を脱ぎ捨てて180度方向転換しようというのでしょうか



こんな授業を受けた人間は完全に被害者です。 大学受験者の足を引っぱり、実務上も役に立たない。


ゆとり教育の大失態といい、船頭が無能な為にいつも学生が振り回されている現状が不憫でなりません。親の収入格差を成績格差に結びつけたのは他でもなくこうした学校教育です


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話を戻しましょう。


例えばおすすめをあげれば



単語:システム英単語(必須)

熟語: 解体英熟語(難関私立向け)・システム英熟語

構文:解体英語構文(必須)・最重要構文540

文法:英文法レベル別問題集・山口英文法講義の実況中継(参考書として)

構造把握:基礎英文解釈の技術100(必須)・ビジュアル英文解釈(伊藤メソッドの入門として)・英文読解の透視図(国立二次対策として)





そして小問対策としての側面が強い、文法・構文・熟語を一冊で補うことができるのがネクステージや英頻です



志望校によって、またかけることができる時間によって受験生のスタンダードがなんなのかは自分でしっかりと下調べする必要があります




前回も指摘しましたが、こういうベースとなる考え方を理解せずにただ「どの問題集をやったら英語できるようになりますか?」と物乞いのようなことをしてもまるで意味はありません



例えば大人気の速読英単語は、長文が読めない初学者が一人でやるにはあまりにも効率が悪いです。



(問われていない部分の)単語がわからない、文法を知らない、構造がとれない、こんな状態で語彙増強なんてとてもできません。仮に一生懸命に進めても何時間かかるかしれない


これでは語彙増強どころではないでしょう。6割程度は知っている単語で、かつ(解説を読んだとしても)構造がとれる文章を使うから複合的に速単の威力が発揮されるのであって、



何を学ぶ為にそれをやっているのかを自分で理解できていなければ、どんな名著も活かせないでしょう



もう一つ、その本質無き物乞いで流行りまくったのがターゲットです。 別に悪い本だとは全然思いませんが、あまりにも人気だけが一人歩きしていると感じます




さて、こうして具体的なプラニングをしていくわけですが、まずすべての問題集はとりあえず二、三回分やってみましょう。単語帳であればノルマ1日分をやってみます。


ここで他の教科との兼ね合いなどをみながら、あまりにも時間的に無理があれば調整してください



greeでも書きましたが、モデルケースとしては夏休みが終わるまでにとにかくセンターの長文がおよそ解ける程度までにはなりたいところです。

実際に解けずとも、長文をみて、その全てが理詰めで理解できるようになればしめたもの。後は知識問題対策の充足で必ず雪だるま式に点が伸びます











以上で受験生としての最低限の基礎知識から計画作成手順までを終わります




次回予告:受験攻略の第三ステップ~ノルマ実践~







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試験勉強をはじめるにあたって、みなさんがまずすべきことは自分の勉強方針をしっかりと固めることです

勉強が苦手な人ほどここを疎かにしています

自分が試験本番までに「何を」 「何の為に」 「どのくらいのペースで」 「どれだけ」 やらなければならないか。

こういう質問をされて具体的な返事がすぐにでてこないようでは、どんなにすばらしい塾や予備校に通って毎日まじめに勉強していても思ったような成果がでないでしょう

私はアメブロに先駆けて1年間、greeのほうで似たような活動をしてきました

嫌気がさすほど同種の質問を受けます


「長文が読めないんですが、どうしたらいいですか?」

「何の問題集をやったら成績があがりますか?」

「今から~をやって○○大に間に合いますか?」

それぞれ何か意図があるのかもしれませんが、こうした質問は往々にして上述のような勉強の苦手な人=「勉強の勉強」をしていない人がするものなんだろうということを改めて認識しました

そういう受験生として未熟な段階で、「単語帳はターゲットがいいよ」 などと助言をしたところで、多分彼らの成績は変わりません

受け皿がないうちから何が良いとか、何が駄目とかいうアドバイスを貰ってもまったく不毛なのです


なぜならば、本当に自分の為になる勉強法や問題集というのは自分の定めた目的にぴったりマッチするものであって、 土台となる「目的」がない人がそれを活用できるはずなどないからです

だから問題集に関して「これは自分には合わない」などという人がよくいますが、この「合わない」という言葉の対象は必ず「自分の勉強方針・自分の目的」でなければいけません。間違ってもレイアウトや、ページの多少で決めないことです

「自分の志望校は文法問題を沢山だすし今までけっこう暗記できてるから、○○みたいに解説にページを割き過ぎな問題集はあんまり合わない」

或いは

「自分はまだまだ基礎的な文法に穴があるから、○○では解説が粗末すぎる」  

こういう理由を見いだせる人はほっといてもそれなりに成績が上がっていきます。自分に不足しているもの、これから目指すものがはっきりしているからです

つまり重要なのは自分がなんの問題集をやっているかとか、どういう勉強をしているかってことでなく

「自分が自分の勉強をどれだけコントロールできているか」という一点です

「効果がある」或いは 「自分が目的に向かって前進している」 

こういう実感が伴わなければ、クソ面白くもない勉強を誰が続けられるでしょうか。

 ゴールまでの道のりが遠いとき、モチベーションとは信念と日々の小さな達成感からしか生まれないのです



ところで一口に勉強法といっても、ちょっと本屋に目をやれば様々な人がいろんなことを言っていますよね

「英語は文法的理解!ロジカルに進めろ」という人がいて、 「文法なんかにこだわるからだめなんだ!とにかく表現を暗記しろ」という人がいて・・・

本を書けるほど一生懸命に英語の勉強法を研究した人たちですら真反対のことをいっているのです

多分どちらの立場の人も、互いに他方のことを 「何をばかげたことを・・」 と感じているのでしょうが
じゃあ彼らのどちらかが間違いでどちらかが正解なのかというと、たぶん結論はでないと思います

だからこそ「英語は絶対勉強するな」みたいな一見するとトンデモ本が売れたりするのです


しかし一つ確かなことは、こうした異なるプロセスの間を人の意見に流されるまま右往左往している人だけがいつまでたっても成長できないということ

宗教みたいなもんだと考えてください。  正しさは問題にならないのです。どのルートからでも一定のところまでは到達するはずですから、これと決めたらとことん進みましょう


地に足をつけて前進していくためには自分で自分をしっかりコントロールしてやらなければいけません

そのために

・成功するためには目的を得よ

みなさんの目的はなんですか? 志望校合格です。 ならば一番最初にやるべきことは単語を覚えたり文法を学んだりすることではありません。 

志望校を「はっきり」きめることです。1年生でも2年生でも今すぐに決めるべきです。 大学の勉強はすごく自由ですから、学部選びを誤って人生後悔するなんてことはありません

今は学歴よりも学問歴の時代です。 「この分野にちょっと興味がある」 という程度の志望動機で十分ですから、高校なんていう狭いフィールドでちんたら迷ってないで大学に入ってしっかりと勉強してください。

多くの企業は有能な大学生を獲得したくて仕方ないのです


・目的を達成する為に一本筋の通った方針を学べ

方針を学ぶ為には自分の経験則、体験談や勉強法の本などで、「この人の言う通りだ!」と自分自身で何度納得できたかが重要です

繰り返しますが、重要なことはその勉強法が正しいとかそうでないとかいう2元論でなく、いかに自分が信頼をおけるかという点です

もちろん最初から完璧な考えなどもてるはずがありません。途中で過ちに気付くことはあるでしょうが、それこそ自分の成長です

英語に限らず、こういう勉強の土台を構築するのが結果的には無駄のない勉強、能動的な学習に繋がります
 
馬鹿の自覚がある人ほど勉強の勉強をしっかりしましょう



 以上をもって受験生としての自立と定義します。  


次回予告: 受験攻略の第二ステップ~計画を立てよ~