わが家の猫は
毎年10月にワクチン接種するのですが、
高齢になって体力的にも不安が増えてきて
ワクチンを打つことで逆に体調を崩し
そこから浮上できなくなる不安も出てきて、
どうすべきかかかりつけ病院で相談しました。
17歳6ヶ月のおじいちゃんなので
全身の毛がだいぶ白くなってきて、
特に顔がかなり白くなっています![]()
![]()
ワクチンを打たないことにも
もちろんリスクはあるのだけど、
高齢になると打つことにもリスクがあり
特に今年はどうしたものか
とても迷ってしまって。
日本では毎年のワクチン接種が推奨されてるけど
欧米では3年に1回で良いらしいし、
日本でも毎年打たなくても良いという病院も
最近はあるらしいし…実際どうなんですか?
と、聞いてみたら
確かに抗体は2−3年くらい維持されるから
打たなくても大丈夫な場合もあります。
けど個体差もあるので絶対ではないです。
確かに打っても打たなくても
どちらも心配ですよね〜…
ということで、ちょうど受診予定だった
健康診断で少しだけ多めに採血をして
抗体検査をしてもらうことにしました。
抗体が十分にあればワクチン見送りでも大丈夫、
抗体が少なければ体調を見ながら接種の方向で
まず検査をしたのです。
その結果
↓
これだけだと抗体価が高いのか低いのか
よくわかりませんが
↓
わが家の猫の場合
FPV=猫パルボウイルスの抗体価が
著しく低いことがわかりました。
80倍未満で低いとされる値で
20倍しかないということは
もうほとんど抗体がないってことです![]()
他のウイルスの抗体は
十分しっかりあるのに![]()
パルボウイルスは感染力がとても強く
どこから感染するかわからない。
外に出ない子でも飼い主が外から持ち込む可能性もあり
接種よりも接種しないリスクの方が大きいから
ワクチン接種したほうが良いです。
とのことでした。
今まで毎年きっちり接種していても
これだけ抗体価が低いということは
おそらくこの子の体質によるもので、
摂取直後は抗体がたくさんあっても
なくなるのが早いか、あるいは
抗体そのものができにくいかのどちらかだろう…と。
今年たまたま抗体検査をしたからわかったけど
おそらく去年までも接種して1年後には
抗体がほとんどない状態だった可能性も高い![]()
そんなわけで、
体調が良さそうな日に通院してワクチン摂取し
特に副反応や体調を崩すようなこともなく
無事に乗り切ってくれました。
良かったあ![]()
ただ来年は接種できるかどうかは
正直わからないなあ…という気もするのですが![]()
先のことばかり考えても仕方ないので
この子と過ごす今を大事にしていこうと思います。
1度ワクチンを打てば
3年くらいは抗体が維持されるという説もあり
最近ではそれが一般的になりつつあるけれど、
個体差も大きい。
ワクチンが打てる健康な子であれば
やっぱり毎年打つのが安心じゃないかなと
改めて実感した一件でした。
★ランキングに参加しています★


