パーチェのブログをご覧の皆さん、
はじめまして。

キミノオルフェの蟻(あり)と申します。
私は今年の3月から作詞と言葉のレッスンを担当しています。

りょんりょん先生と帰省時期が偶然、重なりました。東京では5分刻みに電車が来るのが当たり前で、すっかりそれに慣れてしまいました。

今は田舎の長い長い待ち時間が懐かしく、海の見える小さな駅でこれを書いています。とても贅沢な時間だと感じます。

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さて

3月から作詞と言葉のレッスンはスタートしました。レッスンの度に生徒さんの何気ない言葉や行動の中に気付きがあります。

今日はりょんりょん先生が数年前、自信の持てなかった私にくださった言葉。

「あなたが書く意味が必ずある」

この言葉について少し書きたいと思います。

レッスンを受け持ち、この言葉は私だけではなく誰にも当てはまる魔法の言葉だなと感じました。

人の生き方は十人十色どころではなく、世界人口が約70億人であれば、70億色あります。私が足をつけているこの場所には、“今”、私以外の誰も立てないのです。

でも「共感」についてはどうでしょうか。

海を見て「きれい」と思う人、「きたない」と思う人、「広い」と思う人、「狭い」と思う人、「嬉しい」と思う人、「切ない」と思う人。

沢山あるけど、70億もない。
同じように感じる人がいます。

その「共感」に私たちは嬉しくなったり、楽しくなったり、一緒に泣けたりするのです。

だから私はレッスンで沢山お話を聞きます。
生徒さんの経験した70億分の一の体験やそれに基づく生き方を「共感」に落とし込むことが

「あなたが書く意味が必ずある」

そんな詞になるからです。

何を書けばいいか迷っている人は、紙とペンか、スマートフォンのメモ帳機能、何でもいいので何かを感じたその瞬間を忘れないようにメモしてみてはいかがでしょうか。

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さて

私の今日のメモはおじいちゃんの一言。

「日焼けするぞ」

何でもない一言なのですが、小さい頃よく海に連れてってくれたおじいちゃんがある日突然

「女は海へ連れて行けない」

と言い出したんです。

今、聞いたら「女性差別だ」と言われるかもしれませんね。もちろん、そんな意味ではありません。

かわいい孫と海に行くのはおじいちゃんにとっても楽しみだったはず。でも、孫の自慢の白い肌が日焼けをしてはいけないから、おじいちゃんも我慢して、海に連れていくことを止めたのです。

不器用な物言いの裏には優しさと愛情がありました。

大人になってあの時の愛情を知ること、そこに「共感」があるんじゃないかなと思いました。

そんな日常のエピソードのメモをこまめにとっていると、書きたいことがたまってきますよ。
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次回は、

「あなたは何を伝えたいのか」

についてお話したいと思います。


キミノオルフェ・蟻