亡くなった義父の介護について、のお話です。


義父の身のまわりのお世話と通院は、

義母がしていました。


月に一度、私たち夫婦は義実家に行って、

義両親と一緒に買い物に行ったり、

日帰りで観光地に行ったり、していました。



ところが、4年前、新型コロナが流行し、

緊急事態宣言が出されたことで、

義両親に新型コロナをうつさないようにするため、

私たちは義実家に行く機会が減りました。



しばらくして、義母から

「義父が通っている精神病院に入院することになった!」

と連絡がありました。


新型コロナ流行による行動制限で

家にこもるようになった義父が不穏になったことと、

義母が介護に疲れてしまったことが原因でした。



当時は、どこの病院も面会禁止でした。


義母は、義父のパジャマはレンタルにして、

洗濯物は病院の洗濯サービスを利用しました。


私たちは、定期的に病院に行って、

義父にペットボトル飲料などを差し入れました。


差し入れに行ったときに、

受け取りに来た看護師さんに

義父の様子を聞くしかなく、

義父には会えませんでした。