歳をとったせいなのか?

体感時間の進行が年々早く感じます。

明日から師走、前回更新した記事から1ヶ月。

あっという間でした。

アプリ版Yahoo!ブログの終了まで1ヶ月ちょいとなりましたが果たして後何回更新出来るでしょうか?(笑)

小学生の頃、授業中に時計の針が進まなくてヤキモキしていた子供時代には到底理解出来ない感覚になっていますが現在はきっと充実しているんだと思います。

さぁ残りの更新は何を書くかな?

今まで触れていない種を今回はご紹介しようと思います。


イメージ 1


羽化間もないムナコブクワガタ(マダラムナコブクワガタ)です。


オーストラリアに生息していて数種類の亜種がいますが本種(Rhyssonotus nebulosus)
が国内では一般的に流通しています。

本種以外の亜種は羽化後の体色が黒一辺倒ですが、本種のみ乾燥してくると灰色がかってくる特徴を持っています。

基亜種ですのでムナコブクワガタと言えば本種を指すものと理解して頂ければと思います。

飼育は比較的容易でニジイロクワガタの飼育と同じ飼い方で構いませんが幼虫時に与える餌はマット飼育が適しています。

生体は雌雄共に大変小型ですが見た目のインパクトはクワガタらしからぬ風体と相まって強烈ですね。

また雌雄の見た目にあまり違いがないのでクワガタに詳しくない方だとどちらが♂でどちらが♀なのかわからないかと思いますが画面の個体は左が♂で右が♀となります。

♂は大顎発達し、ブラシ状の毛が密集していて♀は前胸に光沢がありますので雌雄を判別するさいにはこれらを確認して下さい。


イメージ 2



特徴的な部位として前胸部にあるコブや模様が取り上げられることがほとんどですが、眼にも注目して頂ければと思います。


一見眼球が片方に2つ、両方合わせて4つあるかの様にみえますが実は複眼の周りに眼縁突起と呼ばれる物があるため眼球が多く見えると言うわけです。


眼縁突起の発達には諸説ありますが眼を保護したり体の上下を区別するためと言われています。

他のクワガタでは南米に生息するコガシラクワガタなども同じ様に見えます。

パッと見は蜘蛛の様です。

生体を手に入れた際は是非注意して観察されて頂ければと思います。


今年の残すところ1ヶ月となりましたが皆様風邪などひかれぬ様お過ごし下さい。