♂の70ミリ作出を目標に取り組んでいますが、今期ではその片鱗に触れられたような気がします。
第一は幼虫を大型化させる事。
第二は暴れを克服する事。
この二点に着目して飼育してきました。
第一の幼虫の大型化には初二齢での成長が深く関わっていますし、どれだけスムーズに栄養を体内に取り込ませるかがカギとなりそうです。
この点を踏まえて飼育した結果、幼虫は平均20g以上を出せる事ができ、大型化への足掛かりとなる基礎が出来たと思います。
第二にニジイロクワガタは蛹化前に激しいワンダリングを行いやすいですが、これもまた意図的に抑える事が可能だと確信しました。
全てを総合的に整える事により、ギネスサイズという偶然の産物を必然的に作出出来るようになれれば良いなと思います。
現時点では不確定要素も多々ありますので、詳しい詳細は全頭羽化後にまとめたいと考えています。
(画像の蛹は11月個体群の今期1号♂個体です。瓶越しの計測ですので過小評価して撮影しています。)