クワガタ飼育をしている者なら一度は耳にした事があるだろう。
このブヨブヨ病なる状態を一言で説明するなら体の中が、水分で満たされたような状態をさす。
この状態の幼虫は材から得たヒラタ系の幼虫に多い。
ブヨブヨ病とついている通り、この状態になると☆になる個体も多い。
ただブヨブヨ病には種類がいくつか存在するのか?
冬季の材割りで得たコクワガタの幼虫などブヨの状態がいるがマットに数週間いれておけば元にもどる。
決まってブヨが出るのは水分過多の材からだ。
コクワガタに関しても水分過多の材から得たものからが多く発見出来るが、これは越冬中個体が凍結から身を守るための不凍液のようなものだと私は思う。
しかし夏場にも関わらず出るブヨは何か?
上の画像はメタリをマット飼育したものから出たブヨだ。
その前に加齢化不全を起こしているので数日中には☆になってしまうだろう。
ブヨが原因で加齢化不全なのか、加齢化不全なのでブヨになったのか興味深い個体だ。
ブヨに対する考えをもう少し掘り下げてみたくなった瞬間である。