私は3年前
堕胎しました。
はじめは授かった時戸惑いと共に嬉しかった。
彼も喜んでくれた。
けど
彼が最初に裏切った。
彼は自分の親に逆らえず、最後には裏切った。
私は1人で産もうと思った。
けど、彼が堕胎する病院を確認してきた。
絶望感でいっぱいだった。
たった1日が私には1週間にも1ヶ月にも思えた。
先が見えない。
光も見えない。
だからお腹の子と一緒に死のうと思った。
そしたら私の母が気づいた。
凄く怒られた。
でも絶望のままだった。
しかも最低な私は
1人で産んで育てる勇気がなかった。
…その日は母と一緒に病院に行った。
手術台に乗った時に赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
涙が止まらなくて
看護師さんが拭いてくれた。
私はうまく麻酔がかからず、
麻酔を強くされた。
けど、やはりあまり効かず、
永遠に続くような
激しい痛みと
冷たい器具の感触と音を聞いてた。
痛みはせめてもの報いだと。
手術が終わった後
激しい吐き気に襲われ、急激に上がった血圧に看護師さん達が慌ててた。
落ち着いた後病室に戻り少し眠った。
母が心配そうな顔で見てた。
でも辛くて見れなかった。
数時間後目を覚ました私は着替え、
ふと机を見たら
看護師さんがそっと
チョコレートを置いてくれてた。
それを見た瞬間涙が止まらなくて、
こんな私が優しくしてもらっていいんだろうか。と思った。
私の罪は一生消えない。
だから一生ずっとこの罪と生きていく。