昨年の春ごろ自転車に乗った時の尻痛から始まった。

最近は便の状態もいいのに、また切れ痔かよと思うくらいだった。

 

6月の暖かい日、バイクで軽くツーリングに出かけたのもつかの間、

尻に激痛が走った。

お尻の位置を変えると痛みは軽減されるが、長い道中で同じ痛みに何度も襲われるとしたら...

たぶん、耐えられないなと思い、家に引き返すことにした。

バイク人生で初めてのことだった。

 

夏は暑すぎで外に出たくないのと、相変わらず自転車に乗ると尻が痛かったので、

サイクリングやツーリングは控えていた。

これ、切れ痔じゃなく、仙骨辺りの痛みかなと感じていた。

 

暑い夏が終わり、秋、いや、昨年は秋はあまり感じず、いきなり冬になった印象だ。

9月末ごろになっても痛みは変わらない。

肛門近くを触ると、なんとなく左側だけ膨らんでいるよう感じた。

少しづつ大きくなっている気がしたので、地元の肛門クリニックに行ったのが10月の半ば。

そこのクリニックは院長先生が高い手術スキルを有していると有名で受診したのだが...

あいにくその日は不在と入口に記されていた。

一瞬、日を改めようか迷ったのが、大したこともないだろうし、担当医でも大丈夫だろうと判断したのが誤りだった。

お尻の穴を指で散々グリグリされて....

 

特に問題ないですね!腫瘍もないです!との女医からのおことば。

飲み薬と塗り薬で1カ月様子を見て下さいとのこと。

で、この膨らみは何ですか?押すと痛いんですけどと質問する。

よく分からないけど、血栓かなにかじゃないですかね、という説明だった。

う~ん、正直、微妙。

 

会計待ちをしていると、受付のスタッフと患者さんとの会話が耳に入ってきた。

「あの女の先生、はじめて見たなぁ~」、「今日が初めてなのよ~」

ん?ほんとうに大丈夫か?と、一瞬思ったが、腫瘍もないと言っていたので、まっ、いっかと、その日は帰宅した。

 

3週間弱、様子を見ていたが、膨らみが気持ち大きくなっているように感じたので、

院長がいることを何度も確認してから再受診した。

カルテを見た院長が一瞬、ピクっとしたのを私は見逃さなかった。

お尻の穴をグリグリされ...

直ぐに腫瘍があると言われた。しかも、ゴツゴツしていると。

素人ながら、それって良性か?悪性じゃないの??と感じた。

 

途中、別の病院でCT検査実施も診断は無記入のようだった。

 

あとは、腫瘍が良性か悪性化の判断だから、今後の治療のことも考えると大学病院か、

市民病院への紹介にしようと思うが、どっちがいいかと聞かれた。

腫瘍なし⇒腫瘍ありと言われ、少々混乱していた私。

院長が、大学病院は待たされるから、市民病院にしようかねと言われ、そのようにお願いした。

 

会計待ちしていると、受付の中から女性スタッフの会話が聞こえてきた。

「あの人、まだ50代でしょ~、がんだって、かわいそうに~」

なるほど、院長以外の評判が悪いのは本当だ。

グーグルの書き込みはほぼ正しいと思った。