社長と知り合って
少し経った頃
社長と社長の彼女とで旅行に行くことになった。
私は社長の彼女は見たことがなかった。
と言うより
誰を連れてくるんだろうという感じだった。
社長は常に飲み屋の御姉様を連れていたからだ。
その日も
見た事のない女性だった。
見た感じは
凄く大人しい感じで水商売の女性とは思えない印象を受けた。
その女性は
ユリさんと言って
大阪のミナミで水商売をしている人だった。
25歳だったが
凄く童顔で
よく喋る人だった。
私達は旅館に着いて二人で温泉に入りに行った。
ユリ『優ちゃんは何処のお店で働いてるの?』
ユリさんは二人になった途端
質問をしてきた。
私『えっ

私は歯医者で働いているんです

』
ユリ『昼間の子

私と一緒かなと思ってた

』
私『ユリさんは社長の彼女さんなんですよね?』
ユリ『えっ

違うよ~(笑)私はお金で買われてるだけ

』
ユリさんの
私と一緒
と言う意味はそう言う事かと思った。
ユリ『あの社長は気難しいけど金払いはいいから(笑)優ちゃんは祐司さんの彼女?』
私『…はい』
ユリ『あの人達とはお金の付き合いだけにしとき

真剣に付き合ったら痛い目合うで』
私『…はい』
私はそれ以上聞けなかった。
その後
私達は夕食を食べてから
ゆっくり部屋で
お酒を飲み始めた。
でも私は
この場所で
見てはいけない光景を
見てしまった。