人生を100%生きるとどうなるか? | 「今できること」を8年も綴っちゃったw (ぬ∀す)b

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長らくのご愛顧をありがとうございました m(_ _)m

久々に現代娯楽活劇をみました…。
生きざまが波乱万丈すぎて疲れたぬす…。(*ω*)

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監督・脚本/中島哲也
「撮影1日目にしてこの映画はお蔵入りになるかもしれないと思った」
「主演の中谷美紀が逃走した場合、どのようにすれば映画製作を完結できるか、本気でスタッフとも話し合った」と語っている。
(実際、中谷は撮影をすっぽかし逃走した日もあったという)

中島監督は「よく『俳優に冷たい』と言われるが、ものすごく俳優に期待もしている」という。
中谷をはじめ出演者たちを、本当に素晴らしいと思うと賛美してもいる。
撮影では、よいシーンは俳優が出してきたものが多く、それが見えればプランを捨てて撮影をするため、『こんなに打ち合わせしたのにカット割り変えるのか』と、スタッフの反感を買うこともしばしばであったと話す。
そのため撮影現場では「俳優からも嫌われ、スタッフからも嫌われ、孤独な撮影現場であった」と語っている。

主演/中谷美紀
「この役を演じるために女優を続けてきたかもしれない」と言っているほど本人が惚れ込んでいる役どころであり、中島監督は「松子に会いたいためにつくった」と語っている。

中谷は監督の厳しさに降板も考えたほどで、「『何度やっても同じじゃないか』『あんたの感情などどうだっていい』『殺してやる』などと毎日毎日怒鳴られて、怒鳴られ慣れてきたころ、さらにキツイ一言を言われ、睡眠不足も続き肉体的にも疲弊してきた1ヶ月を過ぎた辺りから、そのひと言ひと言が胸に刺さるようになっていた」と撮影日々の辛さを語っている。
(綾乃役のBONNIE PINKも「私だったら女優をやめている」と語っている)

中谷は「監督の顔は2度と見たくないとまで思っていた」「技術的、感情的についていけず、とても悩んだことからアイデンティティー・クライシスに陥った」と、後日談として語っている。
また「撮影中、監督のただのわがままで、みんなを振り回していたとも思っていたが、それはきちんと作品を届けるためという、映画作りの根底みたいなものを教わった気がする」とも語っている。

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ちなみに、2006年に中谷さんは映画賞をほぼ総ナメにしたんですね。
ヨカッタね… (゚ーÅ)
第30回日本アカデミー賞/最優秀主演女優賞
第1回アジア映画祭(Asian Film Awards最/優秀女優賞
第61回毎日映画コンクール/最優秀主演女優賞
第80回キネマ旬報ベスト・テン/主演女優賞
第31回報知映画賞/主演女優賞




いやー、やっぱり人生は80%くらいが丁度いいのかもね…。