結局、おからがすべておからナゲットになった昨日(笑)。

昨日作ったおからナゲットのほうが美味しくできました。

ショウガと塩麹、天才(笑)。




そんな昨日、生まれて初めて生の文楽、観てきました。

国立劇場の小劇場。

こちらも初めて入りました(笑)。


面白かったですねー。

なんか…人形って、人(笑)。


今まで、人形って、N○K人形劇にしても、幼い頃に観た人形劇にしても、操作する人の姿が見えるっていうのがなかったので、最初だけほんのちょっと、人間が操作してる感がありましたが、ホントにすぐに消えて、するっと引き込まれました。


文楽の人形、指まで動くんですね。

知らなかったです。


でもって、何あの人形の色気(笑)。

人形の顔もキレイなんですが、後ろ向きでも色気があるんです。

もちろん、人形遣いの方の人形操作がそうだからなんですが、いやー参りました。

すごいです。


キラキラと垂れ下がる髪飾りもキレイ。

衣装も、帯もキレイ。

浄瑠璃の太夫の語りは、独特の節回しですが、時代劇を観ている方、歌舞伎を観ている方、能を観ている方なら、問題なくちゃんと聞き取れると思います。

舞台両側に字幕も出ますし、イヤホンガイドも600~700円くらいで借りられますので、内容がわからないということはないと思います。

台詞は全部ひとりの太夫が語りますが、誰(どの人形)が話しているのかは、その太夫の声色と、人形の動きですぐわかります。


浄瑠璃の三味線(琴もありました)と太夫の語り、人形遣い、人形、客席からは見えませんでしたが、囃子方が生み出す芸術。

ん~、すごいです、文楽!!!


『御所桜堀川夜討』

『本朝廿四孝』

を観ました。

御所…は、弁慶のお話。

本朝…は、武田勝頼と八重垣姫のお話。

本朝…の鬼庭狐火の段が、すごく面白かったです。

実は武田勝頼、マイブーム中(笑)。


チケットは、いちばん良い席で5,700円でした。

ちなみに、パンフレットも、小さな台本(床本集というらしい)がついて、600円。

安っ!!!

もちろん、満員札止め。

若い方、おひとり様も多かったです。

着物の方ももちろんいましたが、セーターにジーパンみたいなカジュアルな方も多かったです。


能とは全くと言っていいほど別物に感じました。

個人的な好みとしては、やっぱり能のほうがすきですが、文楽もすごく面白かったので、ぜひぜひまた行きたいと思っています。


有名どころで、曽根崎心中とか、義経千本桜とか、女殺油地獄とか、平家女護島が観たいです(笑)。



帰りは、近くのコンビニに届いた羽生結弦くんの蒼い炎を受け取って帰ってきました。



…なんかすきなものがありすぎる(笑)。