昨日、どうにか初日の幕が開きました。

お越しいただいたお客様、本当にありがとうございました。

とっても反応が良くて、関係者一同、ホッとしております。

でも、これで安心することなく、日々集中していきます。



1時間40分の芝居で、9場もの。

月曜日に劇場を出た時点で、3場までの場当たりしか

終わっておらず、本番が公開ゲネ的になるんじゃないかと

不安もよぎりましたが、奇跡的に15分押し程度で、

ゲネもできました。


9場あるんです(笑)。

すべての場が、前の場と違う場所に変わるワケで、

すべての暗転中に、転換が必要になるワケなんです。

この転換稽古で、時間をかなりとられるんですね。

暗い中で、道具を持ってハケたり、出たり、動かしたりするもんで、

その位置を間違えてないかとか、役者同士がぶつからないかとか、

舞台袖が大混雑しないかとか、チェックが必要になるんです。

そのための場当たりです。

この団体さんは、前回もかなり面白い転換稽古だったんですが、

今回も、なかなか面白かったです(笑)。

しかし、役者さんってホント大変です。

生の舞台だと、芝居やってればいいだけじゃないですから。


でも、ホントにいい人しかいない現場なので、現場が明るくて、

現場にいるのが本当に楽しいです☆

みんなホントにいい連中☆

ステキな現場です。

やっぱり、最後は人なんですわ。

愛すべき役者たち☆


ストーリー的には、多分ナゾとして残ってはいけないところが

ナゾとして残ってしまったりしますが、役者の勢いで、

どうにか観れる芝居になっている…と思います…(笑)。


私自身も、場と場のつなぎのブリッジと言われる曲の

フェイドアウトの早さとか、まだ迷ってる部分もありますが、

芝居を効果的にするように、いろいろ考えたいと思います。

(個人的には、芝居の音響のオペは、音入りよりも、

アウトのほうが難しく、効果も大きいと思っています)

そして、某箇所で、その瞬間にならないと、出すか出さないか

決められない音もありまして(笑)、ちょっと大変だったりするんですが、

絶対に避けなければいけない最悪パターンだけにはならないように

集中します。

昨日の本番は、どうにかうまくいきまして、終演後、その役者と

楽屋でひしっと抱き合いました(笑)。



今日も集中して、ステキなみんなと仕事してきます!!!