「人を殺すのは、刃物だけじゃないんだよ。」

まぁ、拳銃もあるでしょうし、ロープ的なものもあるでしょう。

でも、そういうことじゃなくて、言葉でも人を殺せる…と

親に言われ続けて、育ってきました。

もちろん、そう言っていた親に、言葉で傷つけられたことが、

何度もあるのが残念ですが(笑)。


でもそのおかげで、良くも悪くも、何かや誰かを、批判したり、

非難したり、否定したり…ということが、元々すきではありません。

(全くしたことがないか…?と問われれば、ないとは言いませんが)



批判するのってね、何するよりも簡単なんですわ。

反社会的勢力へ資金が流れるだとか、何だとかいうと、余計に

批判しやすいですよね。

そんなのファンへの裏切りだ!ふざけんな!みたいなことを

言えばいいんですから。


ただ、世の中のそういう批判的な方たちに言いたいのは、

反社会的勢力とのつながりが全くなければ、何をしても、何を言っても、

何を書いてもいいってワケじゃないんじゃないですか?と。


本当のファンの定義っていうのがどういうものなのかは知りませんが、

少なくとも、毎場所楽しみにしてテレビ観戦していたり、

近くで巡業があれば、チケット代を払って足を運んだり、

本場所のチケット代を払って足を運んだり…という方は、

本当のファンって言っていいんじゃないかと個人的には思います。


で、そういう本物のファンって言っていいよな…と思う方と、

にわかに、自称『ファン』的になってる方っていうのは、

私の身近に関しては、全く意見が違います。

少なくとも、本物のファンって言ってもいいと思う方は、

悲しんでいたり、つらい思いをしていても、ただ批判だけということは

していません。

批判の言葉が、何よりも先に、出てきたりしていません。

今まで、どれだけお相撲に元気をもらったり、

楽しませてもらったり、感動をもらったりしたかっていうのが、

自分の中に、ちゃんと刻み込まれているから。

だから、悲しいくても、つらくても、批判だけをするっていうのは

できないんです。


今回のことで、本当のファンと、そうじゃない方と、

はっきりしたんじゃないでしょうか。

そういう意味では、よかったのかもしれません。


私は、何があっても、お相撲を応援していきます。

批判だけは、しません。

名古屋場所はもちろん、九月以降も、楽しみにしています。


少なくとも、私の身近には、こういうファンもいっぱいいるから、

お相撲に関わるみなさん、ふんばってください!!!