この前、某劇団の制作さんから電話がきました。


私が音響を始めたのは、この劇団がキッカケでした。

ここの劇団で、経験を積んで成長させてもらったと思っています。


70人も入るといっぱいの銀座小劇場での1週間公演に始まって、

今は、300人入る劇場で、1ヶ月公演を打ったり、地方公演をしたり、

キャストとして有名芸能人をお迎えできるくらいにまで成長しました。


…まぁ、その劇団に限らず、大きくなるといろいろあるワケで。

私も思うところがあって、今年はこの劇団の本公演を断りました。

途中抜けはしましたが、1997年の旗揚げから長く関わった劇団なので、

スタッフとしては、距離が近くなりすぎたんだと思います。



で、この劇団の、来年の番外公演の音響依頼がありまして。


今年の本公演を断ったせいか、

「もう、セレ○○(その劇団の略称)に関わるのはイヤだって感じですか?」

と、制作さんには訊かれましたが(笑)。


イヤではないんですよ(笑)。

送り手でいるときは、面白いものを提供してるって自信ありますし。

やっぱり、なんだかんだ言っても、愛はあるんです。

大事な劇団なんです。



でもね…やっぱり考えてしまう部分もあるワケで。

どうしようか、ホントにホントに迷って悩んだ結果、

お断りすることにしました。

迷ってる時点で、やめたほうがいいと、今回は判断しました。

それでももし、今後また依頼をしてくれるようなら、本公演はやろうかな…と

思っていますが、2回連ちゃんで断った音響に、依頼、あるんでしょうか(笑)?


お客では、もちろん観に行くつもり。

時間があったら、稽古場にも顔を出そうかと思っています。

出演者・関係者のみなさま、稽古、大変だと思いますが、

がんばってください!!!