やっと静音化も一段落ついた。。。と思ったら、意外な盲点が出てきました。
それは、リッピングした音源とCDプレーヤーで再生した音が、ほぼ同じ音質に聞こえるという
問題。
最初に、リッピング音源を耳にした時は、驚くほど解像度が高く、今まで聞こえてなかった音が
聞こえてきたことに驚いたわけで、それでCDプレーヤーからのCDの読み取り能力が低いこと
が理解できたわけでして、それ以来ずっと(といってもまだ期間的に浅いですが)リッピングして
聞いていました。
ところが、とりあえず置いておいたCDプレーヤー(約30年前のフィリップスLHH300)で、
同じ音源を聞いたところ、、、なんと良い!いや、リッピング音源を勝っている!
どうしたことだろう?
はっきりと確認するために、アンプ、スピーカーを通さず、DACからヘッドホンで試聴する
ことに。
この状態で数曲聞いた見たけど、PCからのリッピング音源の方が劣るのである。
実は、初めてリッピング音源を聞いたのは、このPCではなくて、メインPCの方であって、
このPCでのCDプレーヤーとの比較試聴は初めてだったのだ(^_^;)
PCオーディオ導入前は、この写メの一番下にあるCDプレーヤーの同軸出力を一番
上にある黒い箱のDACに入れて聞いていた。
その時、電源タップへ電源ケーブルを挿す位置で音が変わるのを確認していた事を思い
出した!
特に、DACの前にCDプレーヤー電源ケーブルを入れるか、後に入れるかで音が違い、
前に入れた方が良かったので、ずっと前に入れっぱなしにしていたのである。
PCオーディオ用のPCはDACの後に入れていた。
なので、PCオーディオ用のPCの電源ケーブルをDACの前に入れてみることにした。
①がCDプレーヤー
②がPCオーディオ用のPC
③がDAC
⑤がアンプ
②のPCの電源ケーブルは、④にずっと挿していた。
この電源タップは、コンセントから引いてきたケーブルを、①②の列に最初に接続し、
そこから単線で③④の列へ、そこから⑤⑥の列へ配線されてる(分解し人の写メから
判断)
④から②へPCの電源ケーブルを移動したら、ほぼCDプレーヤーからの音と変わらない
状態まで音質がアップした。
自分としては、理由がわからないのだが、DACの列から離れたのと、DACより前になった
からということだと思う。(オーディオ関連のサイトを見てみると、機器側からのノイズが
戻って、他の電源ケーブルへ影響を与えるとか言っているの人もいたりする)
まあ、とりあえず、ほぼ同等レベルになった。
細かく聞いてみると、若干違うんだが。。。
DAC(③)の電源ケーブルは、ケーブル自体がシールドされていて、機器までの途中で
ノイズが入らないプロケーブルの推奨のシールド電源ケーブルです。
いやはや、リッピング音源がCDプレーヤーからの音と対して変わらない(逆にCDプレーヤー
の音がアップしていた)のは、ショックでした(T_T)
たぶん、前回にやった、DACをオーディオボードにちゃんと乗せた(オーテクのインシュレ
ーターも使用)結果、DACの能力がさらに引き出せた為だと考えてます。
さて、のちのちは、PCの方の電源ケーブルも、DACと同じシールド電源ケーブルにしようと
思っていたので、DACの電源ケーブルとPCの電源ケーブルを入れ替えて、試聴してみまし
たよ。
おぉぉぉ!
ぶっちぎりましたね!!CDプレーヤーを(^^ゞ
リッピングした音源には、さらに細かい音まで入っているのが分かる。
JAZZなどの楽器数が少なくて、エフェクトがあまりかかってない音源だと、楽器の生々しさ
がアップしてる。これが音が濃くなってるというのか!?(^^ゞ
それと、ポップス系の音源だと、音源によるけど、全体のダイナミックレンジが圧縮されてる
がわかりますね。僕の場合、JAZZ以外は昔のポップス(アイドル)が多いのですが、当時の
CDでもまだまだ聞こえてなかった音が出てきます(^^)。それと、1曲の中で、ボーカルへの
エフェクトがAメロBメロで変えてあったり、さらにエンディングで変えてあったりと、複雑な
音源もあったりして、何度も聞いたであろうCDをまた聞きたい気分にさせてもらいました。
世はハイレゾブームらしいですが、CDのレベルでもまだまだ全て引き出して聞けてない
って事、わかりますよね。
DAC側が、普通の3Pケーブルになったので、前のケーブルと比べて少し能力がダウン
しました。ちなみに、付属品の3Pではなくて、プロケーブルから出ている非メッキ端子の
3Pケーブルです。
CD再生には、まだまだ、伸び代が残ってますねぇ。。。楽しみです。