F1・・・ハンガリーGP | キッド(@ぽんちゃん)のうつな日々

キッド(@ぽんちゃん)のうつな日々

うつ病と糖尿病になってしまった私。
日々の生活や、思ったことを書いてます。・・・(since 2010.01.26)

8/1のハンガリーGPは、なかなかの混戦でした。

最終的には、マーク・ウェーバー(レッドブル)が優勝したん
だけども、スタート時は、ポールポジションのS.ベッテルが
圧倒的にトップで先行してた。

S.ベッテルは、ペースカーが入ったときに、前車との距離を
10車身以上空けた事が、ペナルティになった。

M.シューマッハもR.バリチェロのバトルで、バリチェロが
スリップストリームから出て、鼻先をシューのマシンの半分く
らいまで、並んでいるのに、シューが幅寄せしすぎて、右側の
コンクリートウォールすれすれで、非常に危なかった。
解説の片山右京氏は、「これくらいの精神でやらないと駄目」
と言っていたが、ブレーキに問題を抱えていたシューのマシン
では、バリチェロが並びかけたときには、フェアに前に行かせ
るべきだったと思う。
それでなければ、スリップに入らせないように、マシンを左右
に振るとか。

さて、ハンガリーGPで、もっとも光ったのは、小林可夢偉で
しょう。
23位スタートで9位入賞。ザウバー・フェラーリのマシンで
このところ、入賞を何度もしている。昨年はBMWザウバーで
BMWワークスだったが、今年はBMWが撤退したため、資金
力不足で、いいシャーシができなかったようだ。エンジンは、
フェラーリと同じなのだが、今のF1では、空力の優れたシャ
ーシでないと、エンジンの能力も生かせないレギュレーション
になっているようで、今年ザウバーは、元のオーナーのもとに
帰ってきたが、資金難による開発不足である。

そんな中、非力なマシンで速い走りをしているのが、小林可夢
偉である。

レースを面白くし、かつマシンの開発費を低く抑えて、新興チ
ームの参入もしやすくする、という目的とは言え、可変吸気、
可変排気の両システムとも禁止、ECUも前車共通ECU、
最高回転数の制限(1万8千回転)など、さらには、エンジン
の気筒数、Vバンク角度、エンジン内部に関することまで、
規定されている。

今や、市販の車にすら可変吸気システムはデフォであるのに。
まあ、この装置も元はF1からのフィードバックであろう。

今F1は長い夏休み期間。8/1の後のレースは、8/29
である。