
思いがけず。
我が家にturkがやってきました。
憧れのフライパン。
今まではフィスラーのテフロンを21センチと26センチの2枚使っていて。
特に26センチの方がもう限界なので買い替えようとしたのがきっかけで。
テフロンは体に悪いと思いつつも。
やっぱり楽で便利で。
完全にダメになる前に早め早めに買い替えてはいたのですが。
今回フィスラー以外にしてみようかなと殿に相談したところ。
鉄フライパンに変えた方がいいんじゃないの、と。
鉄フライパンの最終形はturkだと思うけど。
使いこなせるかな?
ほんとにいいものなのかな?
とか。
買ってみて使いにくかったら投資額としては大きいしなーとか。
なのでturkは最初は現実的に考えてなくて。
ワタシはお手入れ楽そうな柳宗理さんはどうだろうと思ってたんだけど。
加工がしてあるから扱いやすいけど鉄分は補給できないと殿が調べてくれて。
それじゃ意味ないのでじゃあロッジ!となったけどかなり重いしお手入れもどう?とか。
価格的にお手頃のデバイヤー辺りにしようかと話していて。
でも重さを確認してみないとワタシが使えるかどうかなんともいえないし。
ということで伊勢丹に見に行ってみたら。
オンラインショップではあったんだけど店頭にデバイヤーは置いてなかったのでした。
そしてたまたまturkの輸入元の方が常駐した催事をしていたのでした。
実物はやはり佇まいがほんとうに素敵で。
重さも心配してたほど気にならなかった。
使ってる26センチのオーバルのストウブの方がよっぽど重いからそう思ったのかも。
いいのは分かってるんだよねー。
やっぱり鋼板や鋳鉄より鍛造だよねー。
最終的にはこれにしたいと思ってるんだけどねー。
と散々話して。
3周年の記念にするか、とか。
孫子の代まで引き継ぎできるし、とか。
最終的に買うなら今買う方がいい、とか。
いろんな理由づけして自分たちでクロージングして…。
ビジュアル的には片手タイプが完璧な雰囲気なんだけど。
キッチン狭くなった今のオウチや女子的な使い勝手をイメージすると両手の方が使いやすいんじゃないかと。
悩んで悩んで。
やはり使うのはワタシなのでビジュアルより実用性を取ったのでした。
詳しいお話も聞けてほんとにタイミングよかった。
そしてやってきたturkのクラシックグリルパン28センチ。
持ち手は溶接だけど。
今は3人の職人さんのみで作られてるフライパン。
製造工程のYoutubeは見いっちゃうね。
あれを見ると惚れてしまうでしょう!
焼き慣らし前。

両手付きは本国では作られてなくて。
日本からのオーダーで作ってもらってるのだそうです。
知らなかった。
これですき焼きしたらおいしいんじゃないの!?
というのがきっかけで作ってもらってるそうです。
時々本国でも需要があるのだとか。
そして早速焼き慣らし。

いろんな方のサイトで見たほど汚れた油は出てこなくって。
大丈夫かな?汚れ取れてるのかな?と不安になったけど。
最初の洗い洗剤のJOYのパワーがすごいのか大丈夫でした。
お肉と野菜焼いて食べたのですが。
ものすごくおいしい。
気分的なものも大いにあると思うけど。
お肉は外カリッ中ふわっ。
玉ねぎは火が通るのも早いしものすごく甘い。
野菜の方が違いが分かる。
購入者の方々の絶賛ぶりに納得なのでした。
鉄を叩いて作ってるから密度が高いからなのか。
火が通るのが早いし南部鉄器のもので焼くよりもずっとおいしかったです。
(好みと焼くものにもよると思いますが。)
まったく焦げ付かなかったし。
(南部鉄器は今もまだ焦げ付いてる。柳宗理のミニパンはもうオイル塗らなくても大丈夫。)
しばらくはオイル塗って保管だけど、馴染んだら塗らなくても大丈夫になるそうだし。
たたいて作られたものだからひどく焦げ付いたら金タワシでゴシゴシでも大丈夫なくらい頑丈だし。
扱いも楽そうです。
育てる楽しみできました。
また気持ちの上がるキッチン道具が増えた。
いつも投資してくれる殿、ありがとう。

その後ジャーマンポテト風に他の野菜も入れて焼いたもの。
ものすごーくおいしかった!
馴染んできたらパンケーキも焼きたい。
次何焼こうかな、と考えちゃうフライパンというのはほんとう。
両手付き、そのままテーブルに出せるのでやっぱり楽でした。
しかしやはり継ぎ目のない取っ手の美しい佇まいのクラシックも欲しい…。
あれが掛かってるキッチンに憧れるー。
小さいサイズで狙いたいです。