あずき坂。
そんなかわいい名前の坂道の小さな路地を入るとある古民家ギャラリー。
子連れではなかなか行く機会がなかったんだけど。
日曜日まで陶展開催されてた田村一さんの器が気になって初訪問。
休日の殿を土日とも連れ回してしまうことになって申し訳ないと思いつつ…。
戦時中宮崎駿監督が疎開してた家で、となりのトトロの家のモチーフになってるそうなので
宇都宮にいるうちに見てみたかったのです。
洋館を思わせる窓枠やランプもあり。
素敵なお庭を眺めながら田村さんの器でいただいた日本茶もおいしくて。
日本家屋の部屋のなかの暗と外の明るさの対比がすきです。
お庭の向こうに東部電鉄が駆け抜けていきました。
携帯もカメラも忘れて行ったので殿のiPhoneで撮ってもらった暖簾の写真1枚しかないけど。
田村さんの器、儚さのある透明感がよくて素敵でした。
まだお若いのに人気なんですね、きっと。
しのぎで有名になった作家さんですよ、とお伺いしました。
ほんとうはあまりない藤色の美しい平皿に引かれたんだけど。
予算オーバーであきらめて。
雪解けのような透明感のあるブルーの釉薬が美しいそばちょこ連れて帰りました。
そばちょことしては大きめのものなのでそれよりも珈琲や日本茶を飲むのにいいなと思って。
お花を活けてもきっとかわいい。
他にはグリーンの釉薬のものもきれいでした。
同じ釉薬なのに、鉄分の濃度で青や緑に分かれるのだそう。
鉄分が薄ければブルー、濃ければグリーンだったような…?
凛とした着物姿の店主さん。
子供もどんどん連れてきて、展示を見せてあげてくださいねと言ってもらえてうれしい。
親が展示をどう見てるかや、場の雰囲気を味わうことがたいせつなのだと。
こういう場所があるのはうれしいなぁ。
ティーポットかわいかったんです。
おこづかいの範囲外だけど。
あとは貝を象ったような香炉もすごくよかったんです。