祇園花霞時代の名声をお聞きしてから、開店されたこちらにずっと来てみたかったのです。
初訪問。
祇園 末友 @ 京都
建仁寺正門前の数寄屋造りのお店です。
入ると軒下のような造作。
そちらで一旦コートを預けて案内を待ちます。
靴を脱いでカウンターへ。
白木のカウンターで8席。
満席です。
18:30一斉スタートなので、しょうが湯をいただきながら待ちます。
18:30に末友さんがご挨拶に出てこられてスタートです。
香箱蟹
期待どおり蟹が!
ほかほか湯気がいっぱい。
とろりとしたぽん酢だれが絶品です。
辛味大根をまきながら。
お塩でいただいても美味。
椀もの 蕪木蒸し
きれいなお椀。
餡は、素材の味を際立たせる薄味。
大粒のウニがのっかってます。
あったまります。
お口直し。
辛み大根がぴりりときいてます。
こしがあっておいしい。
小さな焼きおにぎり
ほかほか。
ふぐのヒレ酒
焼き物でフグが出てくるのに合わせて。
香ばしくて冬の匂い。
ヒレ酒はアルコールが少し飛んでいるので酔わなくて飲みやすい。
焼き物 ふぐ
ふぐづくし。
レアな焼き加減でプルプルなのです。
添えられたもみじおろしがこれまた絶品。
おいしいー
珍味 蟹・カニみそ・自家製からすみ
カニ三昧!
素敵な季節です。
自家製のからすみが、とても柔らかくて良いお味。
熱燗に合いそう・・・と思いつつ、殿の手前お酒は控えめに。
炊き合わせ さより・人参・牛蒡・白菜・大根・ゆずの細切り
日本人でよかったと思う瞬間。
ほんのり甘く、だしの味がその次にふんわり。
でも味はしっかり。
間違いない味。
こだわって井戸まで掘られていることを思い出しました。
蟹の炊き込みご飯
期待どおりです
炊きたてー!
水もの
上のパリパリはお麩だそうです。
上がごまのソルベ。
下は忘れてしまった・・・。
間に洋ナシをはさんだミルフィーユ仕立て。
文句なしのおいしさで大満足。
みたらしだんごとほうじ茶
ほんのりあったか。
完食です。
2人で5万弱でした。
終了が21:15頃だったので、3時間弱というところです。
冬の食材なので、少し高めになっていると思います。
素材の味を活かした料理が多かったように思います。
時期的なものなのかもしれません。
冬ではない時期にも訪問してみたくなりました。
バランスが取れていて満足なコースです。
一斉スタートなので祇園佐ゝ木的なショーを想像していたのですが、カウンター中での作業はほとんどなくほぼ中の厨房で作られていたので、手さばきは拝見することがほとんどなかったのが残念でした。
一斉スタートではなくとも良いように感じますが、お料理の出てくるタイミングは長く待ったりすることなく良いタイミングで出していただけたのでストレスフリーでした。
給仕の方の接客も感じがよく快適にお食事させていただけました。
お値段的に祇園 佐ゝ木と大きく変わらないので、次は佐ゝ木さんのところにも行ってみたいな~。
祇園 末友
京都市東山区大和路四条下ル4丁目小松町151-73(建仁寺正門の正面)
TEL:075-496-8799
12:00-12:30入店、18:00-18:30入店(カウンター8席)
18:00-19:30入店(座敷)