久方ぶりにぐじゃぐじゃ言いますよ~。



開拓移民の話をTVでしておりました。


何処の国かは忘れましたが、
戦後日本から旅立った人たちの話でした。


不毛地帯をあてがわれ、必死で開拓し、
いい畑になりやっと儲けれるようになった時に、
原住民に半分近い畑を奪われ裁判沙汰になり、
命を狙われている日本人。

祖父や父が必死な思いをして開拓した土地を取り戻す為に、
命を狙われても戦いますって言ってました。

原住民の言い分は、
元は俺たちの土地。
外国人が来て儲けるのはおかしい。

なんちゅう言い分。
元々価値のないものを手間暇かけて作り上げたんだから、
それは日本人もんやろ。
と、
その時は腹立てておりました。


一方、
別の国に移った開拓移民の日本人。


与えられたのはやっぱり不毛地帯。
必死で開拓し畑が稼ぎ出したら、
やっぱり現地の人達が強盗に入る。


したらば、その日本人。
強盗に入った人達に畑を作るノウハウを教えたそうな。


強盗に入るのは何故だと思う?
食えないからでしょう。
なら、
食える方法を教えてあげればいい。
僕の家族だけが食べれたらいいなんて思いませんよ。
って。
苦労したノウハウを無償で現地の人たちに教えまくり。


その人は、
その場所で神様みたいに崇められてまして。
畑を作り出した事でその地域の人達は安定した収入を得られるようになり、
育てる食物が地域の特産品みたいになって、
みんなが幸せになって感謝感謝。


富を分け与えるって、
こういう事だなって思いました。


同じ様な状況下で、
どちらの日本人も開拓するのは大変だったと思うんです。
その苦労を噛み締めて富を独占するのか、
苦労を苦労と思わずに分かち合うのか。


後者が理想だけど、
同じ状況だったら私は前者になっちゃいそうだなぁ…。


気をつけるべ。