心痛くなる話なので。
苦手な方はご遠慮ください。


繋ぎで、
短期間の派遣業務をしていた時のことであります。


一緒に働いてた、
派遣のSさん。


東京で生活してたけど、
彼氏と別れたから帰省。
しばらく暇だったので徒歩で八十八ケ所回っちゃった。
趣味は登山。


という、
ちょっと変わった方でありました。


貯金も無くなったから、
派遣で色々回ってるんだよね~。
と。


派遣をしてると、
出稼ぎの外国人の方達ともお友達になったりして。
色んな事がやっぱり違うから、
ビックリする事もあるけど、
楽しいとおっしゃってました。



で、


ある日
仔猫を拾ったSさん。
マンション暮しで飼えないので、
職場で貰い手を探したところ…


外国人な友人が、
引き取るというのでホッと一息。



しばらくして、
元気にしてるかなと
仔猫の様子を聞いてみたら。










美味しかったよ。
ありがとう。









食文化の違い。
を、
肌で感じた瞬間だったと。



真っ白い仔猫でね。
可愛いかったんだけど…
可哀想なことしちゃったなぁ~。


と。



日々、
豚さんやら牛さんやら鳥さんやらを
お魚のお出汁でグツグツしてるんですよね。
命を頂いて生きてるわけで。


その感覚で、
子猫も頂かれちゃった訳で。



でも何だか、
切なさが込み上げちゃうのは、
ペットとしてのイメージが定着してるからなんでしょうね。

聞いたあの日の衝撃は、
忘れられません。
こちらも若かったので。


なんつう、
野蛮な国なんだと思いました。
が、


異文化交流。



私の友人には外国の方は居んせんが。
そんな機会が作れたらいいな~と。
漠然と思う今日この頃です。


大人になったのかしら。