久々に、
シリーズものを揃えてみた。

大人買い。
最近はだいたい、
小説は立ち読み。
なのだが、
娘も好きそうな内容だったので。
【妖怪アパートの幽雅な日常】
子供の頃から。
何故か
好きなんす、
妖怪。
とか、
物の怪。
なんとも愛嬌があると言うか、
人間以上に人間らしい。
し、
ちょっと不気味。
人のようで、
人で無く。
人から生まれたり、
自然から生まれたり。
時には、
物の怪が神様として祀られてたり。
身近に物の怪がいた時代。
そんな時代を生きてみたかった。
でも、
子供の頃は居ましたね。
物の怪。
押入れの隙間に。
夜のトイレに。
学校帰りにあった祠。
貯水池の水の中。
何かがいる。
絶対いる。
そう思っても、
近寄れ無かった。
それはもしかすると、
キケンな場所に近寄らせないための
作り話から出た物かもしれない。
でも、
あの頃の私の中には、
確かに物の怪がいた。
(当たり前に居るモノとして認識していた)
大人になって、
大切なものを無くしたのかなと思う。
見えないものを見ようとする、
あの感覚。
ま、
無くした物は今更
うだうだ言っても仕方ないので、
物の怪達に会うのは、
本の中で我慢しときます。