本日、
法事であった。


母方の親戚の坊さんは、


何時も法事の終わった後
何かしら話をしてくれる。
いわゆる、
説法ってやつである。



毎回、
話の内容が違う。






今日のお話は、



肉体は自分の物では無い。


という話であった。


では誰の物か。
肉体は両親の物である。
父親から半分。
母親から半分。


その両親の身体(器)に、
貴方の魂が入っているのだ。


では、
貴方の身体とは何処にあるのか。
それは、
貴方の子供が貴方の身体である。


親孝行、したい時には親は居ず。

と言うが、
実は違って。


貴方の魂が喜べば、
両親の身体も喜び、

貴方の魂が悲しめば、
両親の身体も悲しむ。


だから、



自分だけの身体であるとは思わずに、
常に心を幸せにしようとするだけで
それは親孝行なのです。



そんな話であった。



自分だけの身体だと思えば、
不摂生もするし、
無茶な生活もする。


しかし、


両親の身体を預かっている。
もしくは借りている。


そう思えば、
多少は今の生活を考え治そう、
身体を大切にしようと思う。



かもしれない。




坊さんも、
大変だなぁ…。

色々な話を仕入れて来ないと、
ネタ切れになってしまうハズ。


同じ話をしないように、
記録でもしてるのかしら。


これも一つの企業努力。



常に変化してないと、
飽きられてしまう。


父方の坊さんなんかは、
お経あげて、
雑談して帰るのみ。



同じお金払うなら、
やっぱお話してくれる坊さんがいいよなあ……。



同じお経でも
有り難みが違う気がするのは
私だけでしょうか。