人見知り。
引っ込み思案。
言いたい事が言えない。



そういう人は、
日本人には珍しくない。



腹立たしい事があっても、
その場で言えず、
飲み込んでしまう。


喧嘩をしてしまえばいい。
そう思っても、
言葉が出てこない。




そういう経験がある人は、
少なく無いのではなかろうか。


その原因は、
心の奥底にあるらしい。





それは、
生命の危機感。


殺されるかもしれない。

という恐怖。



であるらしい。




「 三つ子の魂百まで」

小さい頃の性格や性質は年をとっても変わらない。



それだけ
幼少期の経験や、心理状態は
後々の人生において影響を及ぼすということである。






親の言う事は絶対。
口答えするな!!


ガッシャーン!!!!( ちゃぶ台返し)


というような家庭では、
そりゃあ言いたい事を言っていたら死活問題である。

(ああっ今夜のご飯がっっ!!)



特に、
母親との関係が重要で、


甘える事が出来たか
母親のそばで安心出来たか


が、
その後の人生に影響を与える。


特に、

幼少期は母親が世界の中心であり、
母親( 乳)がいないと生きていけず、
母親が一番始めに密接に関わる人間である。


その母親が、
その子に対して甘える事を許さなければ、


その子にしてみれば、


「私に歯向かうとどうなるか分かってんのかコラ!!
飯が食えると思うなよ。」



と、
脅されているのに等しいという。

まさに生きるか死ぬか。





そういう恐怖が、
心の奥底でストップをかける。



成長し世界が広がっても、
人間に対する恐怖感は残る。


この人に嫌われたら生きていけない。
嫌われたく無い。


だから、


言葉を飲み込む。
人の顔色ばかり伺う。



生き延びるために。



母親の責任ではない。
母親もまたその様にして育てられたのである。




私の家庭もまた、
例外ではない。

母親に歯向かう事はタブーであり、
母親が絶対である。



だから、


人見知りで、
引っ込み思案で、
言いたい事も言えない。


顔で笑って心で泣いて…………。




あれ⁇





そういえば、





前の会社で、

本部長とか社長とか…と、
大喧嘩した記憶が…………。







最近は丸くなりました。



心も身体も。