今朝のことである。

いい天気であった。
カーテンを開け、
空を見上げた。


目を疑った。


うちの自宅の窓からは、
高圧線の鉄塔が見える。

その電線に竜が止まっていたのである。


逆光。
黒いシルエット。


今、
止まったかのように、
翼をはためかせる。
優美な姿であった。


と思ったら、
もう一匹の黒い影。


ツガイか!?


慌ててデジカメを
つかんだ。



以前、
実家で上の娘の
『お食い初め』の時に
撮った写真に、

晴天の空に麒麟の
シルエットが映っていたことがある。

父が酔っ払って、
連続的に撮った写真。
人の動きは駒送りであるのに、間の一枚だけに
写っていた。


伝説の動物は
本当にいるのである。




ズーム。


仕事中の四国電力の人。


…。



お疲れ様でーす。