実家に帰る途中に、
以前勤めていた会社の同期の家がある。


季節は夏。

久々の再会であった。

夕飯を一緒に食べたが
話し足りず、
実家の離れ(仕事場)
で続きを再会。

時間も遅い。
そろそろお開きに…
ということになった。

疲れと満腹。
久々に話せた満足感。


よほど眠そうな顔をしていたのだろう。

危ないから
仮眠してから帰れ。
と言うので、

ソファーとタオルケットを拝借することとなった。


じゃあ、お休み。

離れに一人である。
若干の心細さを感じつつ
ソファーに転がった。



ウトウトし始めた頃、
離れの横の道を歩く
人の声がした。

中学生か高校生ぐらい
だろうか。
かなり賑やかな感じだ。


遅い時間に近所迷惑だ。
近所で夏祭りが
あったのだろう。


その時はそう思った。




続く。