ついに試合に出た私。
試合というか、分娩室。
分娩室ではエンヤの曲が流れ
助産師さんから、赤ちゃんと私の手首につけるバンドの名前確認がされ
もうなんだか産まれた気分ー^_^
になっていたけど
そんな甘くなかったっす
私は分娩室に入った(試合に出た)だけで満足していたのですが
産まなきゃ(シュート決めなきゃ)意味がない!ということを忘れていました。
分娩室入ってから、さぁさぁ切って切ってー!早く出してー!と思っていたのですが
助産師さんに、もう一踏ん張りやでー
と言われて気づく
もしかして、まだいきむのー!
分娩室の中に入ってから、もうへとへとやしとうとう股の間に何か挟まってる感あるし、既に裂けそうだし、陣痛とお股の痛みが最高潮になって気づいた。
ぁあ、まだ終わってなかったんだ!と
そんでちんたらいきんでたら、
赤ちゃんの心拍モニターがなぜかピタリと止まる。
え?と立会いしてる旦那と目が合う。
と同時に、助産師さんがいきなりバタつく。
心拍止まった!至急先生呼んで!
え?
え?え!
まさかの、私の股に赤ちゃんが挟まって呼吸できなくなった?みたいです。
うそやろー!!と思いながら焦る。
先生到着し、緊張感マックスなラストスパート!
さすがの私も全力全開フルパワーでいきむ、そして断りもなく会陰切開でパッチン切られる。
最後の一回ー!と言われ
フルパワーでいきむ!
しかし出てこないー!
が、赤ちゃんが心配でどうしてもすぐ出したかったので、フルパワー二段階いきみしました!
すると、
お股が焼けるような、熱いボーリングの玉を産み落すような感覚で
出たーーーーー!
人間出て来たー!!!
ほんとに、入ってたんや!
生きてる!良かった!
とか思った様な気がします。
なんかめちゃくちゃ感動したけれど、少し忘れました。もう半年前だしね。
もうめちゃくちゃしんどくて痛くて感動しました。少し忘れたけど。
この子を一生守っていこう!
とか思った気がします。
たぶん。
こんな壮絶だった出産も、忘れるもんですね!
だから二人目とか産めるんですね!
長くなりましたが、これが出産のお話です。
この日3025gで産まれた女の子は
7700gになって今私の隣で寝ています。
出産の記憶はだんだん薄れていくと思うけど
この子を一生守っていこうという気持ちは薄れないと思います。
実際のラクロスではたいした成績を残せなかったけど
今回最高のシュート決めれたのでよしとします。
ではでは、ピンク出産をする、完です。
あー、やっと完した。
はよ他のテーマ書きたかったんですわ。
次回、ナルト疾風伝について語りたいとおもいます。
ではでは、おやすみなさい。