お久しぶりです。
ちょっと実家に帰ってました
さて、
今日の問題です
下の文から始まる作品の名前と作者は?
いつれの御時にか
女御、更衣あまたさふらひ給けるなかに
いとやむことなききはにはあらぬか
すくれてときめき給ふありけり。
正解は!
『源氏物語』
紫式部です。
「やむことなし」=「やんごとなし」
これは身分・地位などが極めて高い。とか、高貴である。
とういう意味でした。
文中では
「やむことなききは(際)にはあらぬ」
「~にはあらぬ」で否定しているので、
「身分がきわめて高い御方ではない」
という意味になります。
このあまり身分の高い御方ではない(桐壷の更衣)は、帝の寵愛を一身に受け、子を身ごもったことで、大后を始め、他の妃たちにいじめられ、男児(光源氏)を産んだ後、3年ほどで死んでいます。
いじめ、妬み、嫉妬というのはいつの時代もあるんですねぇ・・・
「大した身分でもないのに、帝のご寵愛を賜るなんて!!!」
「そうよ、そうよ、いったいあの女のどこがいいの(`×´)?」
なーんて話していたんでしょうか(@_@)・・・
今からほぼ千年前の1008年、平安時代中期に書かれた、
この長編物語小説は、今でも、たくさんの人々を魅了し続けています。
おまけ(^ε^)♪
そういえば、「涙で枕が浮く」
なんていう表現がありましたよね!
どんだけ泣いたら気が済むんでしょうか???