宅配ドライバーの日常 始めようと思うなら是非読んで!

宅配ドライバーの日常 始めようと思うなら是非読んで!

宅配の業界歴20年。大手運送会社14年、起業して5年経って思うことを共有していきます。

2024年を迎えて久々に書いてみる。


宅配というか軽貨物の仕事がコロナ明けから増えてきて便利な世の中になった実感は皆あると思います。


ただ、ドライバーの質の低下がやばすぎると怒りを通り越して呆れてしまうほど…


見た目や態度もお客様の前に出ても良いものなのかという風貌


置き配などで対面配達が減ってきてはいるがこれは便利だからなのか?

怪しすぎる、または危なげな人に対して玄関のドアを開けたくないという観点で非対面が残っているのではないか?


私たちは購入した物を依頼されて橋渡しをする立場であり配達先では荷物を預けてくれた出荷人の代わりに感謝の言葉を伝えて気持ちよく受け取ってもらうことで仕事が一つ終わる。


効率よく荷物を配達することを目指すのは大事だし、技術や行動を急ぐことで改善はできるが身なりや配達する車両のエンジンをかけたまま、ドアも開けたまま配達に行っても良いものか?


マンションへ配達行くのにエンジンかけたまま5分以上戻らず車が盗まれたらどうするのだろう?


ある他の会社に所属してるドライバーに聞いたことがあった。

その所属会社からはエンジンを切るなと指示されてると言う残念すぎる話しを聞いたことがある。


バッテリーが上がるから…

だという理由


100個積んでる荷物にはその数だけのドラマのような物語が多かれ少なかれあると気付いて欲しい。


特に、荷物を預けてくれた出荷人という人たちのことを


大きなネットショップを運営してるところ。

海外からコンテナでドカンと荷物を集めて効率よく梱包と発送をする会社もある


でも、地方や都内で家族経営のような中小企業と言われる小さいところの店主が心を込めてお客様へ届けることを依頼した荷物もある


私たちの配達の姿を見て2度と買いたくないと思わせたり、もし車が盗まれて荷物もなくなったら?


私たちに仕事をくれているヤマトや佐川急便、郵便局のドライバーや営業担当の人たちがどんな思いでそれを獲得したのか?


そんなことをたまには考えてもらいたい。


運賃だけでは差はなくなってる昨今では一生懸命になってくれている担当の人に心を震わせて任せてみようというドラマがあってもおかしくないのです。


私たちの荷台に積んだ時には大きさも同じような箱に入って差は無くなってるかもしれないが何十人もの人がリレーのように橋渡しをしてお客様へ最後の橋渡しと感謝のありがとうございましたを伝えることで一つの荷物の配送が完結されるということをボンヤリで良いので頭に残して欲しいなぁと考えていました。


ラストワンマイルなどとカタカナで言うだけではなくこの背景にある物語を想像すれば鍵を閉めて配達したりするのは当然の行為になりバッテリーが切れないように整備するのもあなたの仕事。


そんな一人前になって欲しいと思います