お母さんの「手の温もり」を思い出すエピソード教えて ブログネタ:お母さんの「手の温もり」を思い出すエピソード教えて 参加中
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新宿ごちそうビルはやっとその混乱
から立ち直りつつあった。
思わぬところからセキュリティーの
脆弱性が露呈することになった新宿
ごちそうビルであったがようやくその
混乱は終息へと向っていた。
一階の入り口を通って、不審者が
侵入した場合、それは受付から
全フロアに連絡が入るシステムが
導入しされたのである。
不審者の侵入が判れば、真っ先に
7階執務室にいる細木和子先生の
下へ赴き、そしてその保護に当たる
ことや、もちろん賊の撃退など
その他色々な取り決めが行われた
のであるが、その様な段取りどおりに
頃が運ぼうはずもないというが
正直なところであった。
何も敵は入り口から侵入してくるばかり
ではなかったし、すでに敵の間者が
浸透している可能性だって、否定は
出来ないからだ。

そんなこともあって細木和子先生傘下
の新宿ごちそうビルグループはその
セキュリティー体制の一つを確立した
とはいうもののまだまだ解決しなければ
ならない問題は山積みであった。
何よりも細木先生にとって目障りな
テウィ夫人がまだ新宿に目の上の
たんこぶの如く、図々しくも存在して
いるのだ。

ごちそうビルセキュリティー強化の対策
にしてもそれはテウィ夫人側の攻撃を
想定したものであった。
しかし先生の本音としては先生自ら
前線に立ち、テウィ夫人の拠点を
攻撃するというのが理想であった。
攻撃は最大の防御なり。
細木先生はデウィ夫人という新宿に
おける目の上のたんこぶに対し
常に苦々しい思いを抱きながら、その
言葉をいつも唱えていた。

敵は『新宿大舞踏祭』などという大それた
ふざけたお祭りを計画しているようでは
あったが、それについては全く実現
される様子はなかった。
少しでも開催が現実化してきた時に
こちらも動き出し、そしてその開催を
前にして叩き潰してやろうと考えて
いた細木先生であったがこれについては
全くの拍子抜けだと言わねばならなかった。

何はともあれテウィ夫人と細木和子先生
との新宿を巡る争いは今、膠着状態を
迎えている。
今のところその均衡を破るものは何も
無い様に思われた。
少なくとも細木和子先生には・・・・・・・。