今年の7月に購入して、3か月以上使用。
そろそろ感想など、まとめてみるとしよう。
 
ヘッドホンもイヤホンもたくさん持っていて
用途により、使い分けているけど、
こいつが来る前の主力は
 
スタジオ定番のSONY MDR-CD900ST(改)
 
 
これとの比較がわかりやすいと思う。
 
CD900STの不満点
1. 低音不足 → 改善してる
 M1STは真逆で、出すぎるぐらい。
 
 CD900ST に慣れていると違和感があるかも?
 俺も慣れるのに少々時間がかかった。
 
 低音出ると普通は輪郭ぼやけて
 解像度が悪くなるけど、
 M1ST はそんなことない。
 すごい。
 
2. 装着感が悪い → 改善してる
 長時間使用は苦痛だったので、イヤーパッドを
 別のものに変えたり、改善しながら使っていた。
 M1ST は結構よくなった。
 最高ってわけじゃないけど、少なくても
 苦痛じゃない。
 イヤーパッドを変えると音の聞こえ方も変わるので、
 今後の課題かな。
 
3. ヘッドバンドが華奢 → 改善してる 
CD900STはすぐ広がって、装着がゆるくなったが、
M!ST はゴツくなった。緩まない。
 
CD900STは表面の素材が、
劣化してボロボロになったが、
M1ST はどうだろ?
数年経過しないとわからないな?
 
4. 折りたたんでコンパクトにならない → △平らになる
 現場へ持ち運ぶので、兄弟分のMDR-7506みたいに
 折りたたんでコンパクトになればいいのに、
 CD900STはたためない。
 
 ヘッドホンって結構かさばって場所とる。
 仕方なく部品交換して
 折りたためるように改良していた。
 M1STはたためないが、平らにはなるので
 多少はコンパクトになる。
 
5. ミニステレオ・プラグが使えない → △ケーブル交換?
 デジタルプレーヤーやスマホはミニステレオ・プラグなので、
 変換しないと繋がらない。
 これもMDR-7506 の部品と交換して使っていた。
 M1STはケーブルが脱着式なので、プラグではなく
 ケーブル交換すれば繋げられる。
 でも、2本持ち歩くことになる。
 
 とりあえず、変換ケーブル持ち歩いてる。
 
ま、そんなとこ。
 
値段は、
CD900ST は実売15000円ぐらい。
M1ST は実売30000円ぐらいで、
約倍の値段!
 
まあCD900STは約30年前からの製品だからね。
 
それで結論は
 
採用!
 
解像度すごい!
 
これが決め手だね。
 
リバーブの量とか
アンビエンスの交ぜ具合とか、
CD900STでは聞き分けられなかった
レベルまで聞き分けられる。
 
この値段で、この性能はすごいわ。
 
 
CD900ST 同様に
完全業務用なので、一般に売ってないし、
1年保証もついてない。
 
かわりに、部品が売られてるので、
壊れたり消耗したら、自分で
部品買って直せる。
 
最近録音仕事が多いので、
思い切って導入したが、
良かったよ。
 
失敗とまで言わないけど
惜しかった(納得いかない)ミックスが
かなり減った。
 
こいつのおかげ!
 
平らにして収納できる
市販のケース買いました。