子供の頃から
幸せなんて他人事で
パパやママがいるご家庭が
4歳の私には当たり前ではなかった。
今でこそ得意だけれど
その頃は孤独が平気じゃなかったから
ボッチの公園から見える
温かな家族を照らす窓の灯りを見ていたら
とてつもなく泣きたくなって
祖母以外に誰も私を待たない家へ帰った。
一度でいい
在り来(きた)りな生活で構わない
贅沢もいらない
酒なんてよっぽど必要ない
質素でいい
今まで通りに身の丈にあう生活で
いつも笑顔あふれる
幸せな家庭を築いてみたかった
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歩く