茨城県の中高一貫校の男性教諭が、教え子に、わいせつな行為をした疑いで逮捕された。
フードを目深にかぶって送検された男は、強制わいせつの疑いで逮捕された茨城県の教諭・児玉幸憲容疑者(37)。
児玉容疑者は、教え子にわいせつな行為をした疑いで、すでに裁判中で、今回の逮捕は5度目となる。「(今一番言いたいことは?)まずは、この件に関して、しっかり真実が明らかになってほしいということ。本人が言っているかぎりは、信じるしかないですよね。難しいですけどね」と話したのは、茨城県の中高一貫校で、教え子である女子生徒にわいせつな行為をはたらいた疑いで30日、逮捕された37歳の教諭・児玉幸憲容疑者の妻。
児玉容疑者は「マッサージをしてあげる」などと言って、部活動中に、女子生徒の腹部や下半身を触るなどした疑いが持たれている。
児玉容疑者は、2014年5月の最初の逮捕後、次々と別の被害が発覚し、今回で5回目の逮捕となった。
9月には、最初の3人の生徒に対する強制わいせつの罪で初公判が行われた。
その裁判と、これまでの取り調べを通して、児玉容疑者は、容疑を否認している。
近所の人は、「たまに朝会ったら、ごあいさつする程度で。子どもさん小さいので、かわいそうな感じ」、「悪い人には見えない。根暗のような人ではないし、明るいような感じの人」などと話した。
児玉容疑者は、最初の逮捕以降、現在も勾留が続いている。
児玉容疑者の妻は「本人は、『マッサージはしたけれども、わいせつな目的は全くない』ということは言っていますし。(1件目2件目は)おなかが痛いと訴えてきたから、おなかをマッサージしてあげたという状況ですね。それが、わいせつ行為だったということですけど、練習試合をやっている横で、密室だったわけではないですから。本人としても、そういうふうにとらえられてしまって、すごくショックを受けている」と話した。児玉容疑者は、妻への手紙の中で、「強制わいせつについては、否認しています。わたしもこの道を選んで後悔しても仕方ないですし、自分の意志を貫きたいと思います」としている。
一方で、学校側は、逮捕の事実について、謝罪している。
逮捕された5件以外にも、同様の被害届が数件出ていて、警察は、余罪がさらにあるとみて、調べを進めている。 http://jpdaikou.rigouwang.com
