はろー。
魔女です。
「甘いもの」のお話。
みかん、りんご、すいかの縄文時代の原種は甘くありません。
昔は、いちごは酸っぱくて、ミルクや砂糖を掛けていましたね。
工夫して品種改良をして、「甘い果物」を作ってきました。
野生の熊やリスやサルは冬になると果物が食べられなくなります。
なので、秋のうちに果物をたくさん食べます。
お腹いっぱいになり、食べるのをやめます。
しかし、今の人間は甘いものは1年中食べまくって余剰カロリーになっています。
中性脂肪になり、肝臓に蓄えられ、皮下脂肪や内臓脂肪になります。
過剰カロリーになると、勿論太り過ぎます。
誰もが体感したことがあると思いますが、どんなにお腹一杯でも甘いものは別腹で入りますよね。
なぜか??
それは、感じる味覚に理由があります。
舌には味覚があり、甘い、辛い、酸っぱい、しょっぱい、苦いの5つの味覚がありますが、甘味の触覚は、舌、食道、胃の幽門、十二指腸、なんと4箇所にあります。
甘い物を食べれば、4度美味しいんです。
甘い物は、他の食べ物で働く満腹中枢も働きません。
砂糖を摂ると、大脳からドーパミンがでます。この経路は覚醒剤と同じです。
覚醒剤と違うところは、幻聴とか、幻覚が出ないところ。
ですが、太ります。
甘いものを食べると、ドーパミンが出るので、非常に多幸感を感じます。
しかし、数時間経つと陰うつや悲しみの感情が出てきます。
そうすると、また幸せを感じたくなり、更に甘いものを食べると気持ち良くなります。
まさに麻薬の禁断症状と同じです。
悲しい、幸せ、悲しい、幸せを繰り返して、感情の起伏が激しくなります。
鬱で精神科病院に入院している人は甘いものをたくさん食べている傾向があります。
最後には、悲しいと言う感情が残ります。
甘いもの断つのには約3ヶ月掛かります。
動物たちは、たくさん食べて抑うつ状態になり冬眠に入ります。約3ヶ月、糖を経って、感情が落ちつき、冬眠から覚めます。
甘いものを食べるとブドウ糖を異常に使います。
頭が疲れている時に甘いものを食べれば良いと言うのは嘘です。
健康な血糖の人は、血糖120くらいですが、チョコレートなど甘いものを食べると、血糖が200位になり、異常事態だと身体は感じてインスリンと言う血糖値を下げるホルモンを出します。
そうすると、血糖値は下がり過ぎます。
それを是正するために血糖値を上げるグルカゴンやコルチゾールなどのホルモンが出ます。
そうすると、血糖値が上がり過ぎます。
つまり、血糖値が上がると、爽快感を感じて、血糖値が下がると悲しみを感じて、感情の起伏が激しくなります。
グルカゴンやコルチゾールは、副腎から出るホルモンで、たくさん出ると副腎疲労になります。
また、発癌作用が強くなります。だから、甘いものをたくさん食べる人にガンが多いんです。
ご飯はデンプンです。口腔粘膜から吸収されません。良く噛んでいると口腔からペプチドグリカンがでます。
口がペプチドグリカンでコーティングされて、口、十二指腸、小腸では吸収されません。
十二指腸にあるマルターゼと言う酵素で麦芽糖は初めて分解されます。
胃で4時間、それから、10時間以上経って初めて吸収されます。ものすごく、ゆっくり吸収されるので血糖値はほとんど上がりません。
しかし、ヤク◯トとか、コー◯とか甘いものを飲むとすぐに口から吸収され、頭が疲れます。
また、甘いものが欲しくなります。甘いものを食べると眠くなるのは、糖度が高くなり、冬眠に近い状態になっているのです。
また、噛み方がたりないと、膵臓からアミラーゼがたくさん出て、急性膵炎が起こります。
どんなものを食べて、どんな順番で食べているかにより、ほとんどの病気は説明できます。逆に食べ物や食べ方を変えれば、治ります。
果物をどうしても食べたいなら、食後に食べてください。
食前やおやつに食べると血糖値がドカーンと上がります。朝ご飯代わりにフルーツを食べている人、色々な病気になりますよ。
甘いものをバクバクたべて、ガンになり、時間をかけて死んでいるんです。
現代の日本人の食生活は「ゆるやかな自殺行為」です。
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