始まる前から、まめが「何持ってるの?!何するの?!」と怯えまくり。
泣いて嫌がりました。
毎回注入の先生は違います。
今回、注入中も、終わってからも、かなり痛がり、「この前みたいに、時間が経てば痛みはおさまるから、大丈夫だからね!」と、ずっと泣いているまめにひたすら声を掛ける。
今回は時間をはかってみました。
注入はすぐおわりますが、そこから15分くらい痛がり泣き続けます。
痛みがちょっとずつおさまるのか、そのあと泣き疲れて眠ります。
今日はうとうとしている間も、「頭は痛くなくなったけど、目が痛い」と言いだし、「目の痛いのは治ったけどほっぺが痛い」と言い、寝られない様子。
そして、やっと眠り目が覚めたら痛みはやわらいでいるみたい。
たまに痛がるけど。
しかも、今回は15cc入れたということで、その量を聞いて「それは痛いわ!!」と思う。
よく頑張った。
が、痛みもおさまった夕方...。
入れすぎたから抜くと言われる。
まめはもう、注入注射セットを持った形成外科の先生が入ってくると「やだ!何するの?!やだ!」と泣き始めるので、入れすぎたから抜くと言われた時には、頼むから入れすぎないでくれと心の底から思った。
そこから説得するも、号泣しながら「やりたくない」と言われ続ける。
痛みはおさまってるんだし、抜かないというのは無理なのか聞くと、皮膚の緊張が強すぎるから抜くと言われ、やはり説得するしかない。
しかし、今回は注入じゃなく、抜く注射だから、最初のチクしか痛くないと言ったところで、どこの5歳児が「あ、そ。じゃ、やろか。」と納得するというのか。
結局、また私が抑え込み。
勿論、今回は注射の後は痛くないので泣き続けることはなかったが、説得中の泣きもまーまー凄かったので、また泣き疲れて寝る。
赤ちゃんの時、昼寝させるのに本当に手こずったまめが、乳幼児ぶりの2回ナップタイム。
今ですらこんだけ痛がるのに、これからが不安でしょうがないから、痛み止めの薬があるなら出してほしいと言うと、処方してもらえた。
娘が歯科矯正中の親友から、矯正を絞めた後は痛み止め飲んで乗りきってるという情報を聞いておいてよかった。
夕飯が運ばれて来たときもまめは爆睡中だったので、後で持って来てくださいと頼み、19時半に起きてナースコールしても待てど暮らせど夕飯が来ず。
定時に下げられてしまっていて、何とこれから作ってくれるという。
「15分くらいで出来ます!」と言われたが45分くらいかかり、でも、まめのために作ってくださった夕飯を残すわけにはいかないので完食させた。
だが、シャワーはタイムアップ...。
やっっっと、シャンプーが解禁されたというのにシャンプー出来ないまめ。
術後のパリパリヘアのまま今に至る(笑)
汚ギャルですか。
明日退院なので、帰宅後即シャワーだな。
21時までかかってしまった夕食のトレーを下げに行くと、ベッドごとナースセンターにいる子が数人。
そして、ガラスの自動扉の前に、椅子を置き、でも床に座り泣きじゃくる子がいる。
小児病棟は、みんな頑張っている。
まめは、今回の治療は痛いけど、入院中はママがずっと一緒にるし、明日にはもう家に帰られるのだ。
やっぱり私が弱音を吐くわけにはいかない。
一生懸命生きている子供たちの姿を、ちゃんとまめにも教えていかなければ。
エキスパンダー治療をお考えの方、今回の入院のブログを見て、やるかどうか迷われるかもしれません。
私も、痛みをこらえて泣きながら「ママ、助けて」と言うまめに、なんで私は娘にこんな治療をさせているのかと思ったほどです。
まだたった3回の注入ですが、もうやめたいと思ったし、痛がる娘と一緒に私も泣いています。
入院中は、痛がる娘をずっと抱きしめてやれます。
泣き疲れて寝ても、痛みで目が覚めたら側で声をかけてやれます。
退院後は、通院して注入する度にこれだけ痛がり泣く娘を託児して私は仕事に行かれるのかどうか...。
でも、目を覚ました娘は痛みも落ち着き普段通りです。
ちゃんと、一歩前進しているのです。
まめの治療は、ともなうのは痛みだけ。
ちょっとの期間、日常生活に制限があるだけ。
それだけです。
先生から、「毎回無理して注入しなければならない訳ではなく、痛みや皮膚の緊張の様子をみながらでいいですからね」と言われ、ちょっと安心しました。
痛み止めの効果もあるでしょうし、前向きにやっていくつもりです。
でも、本当に続けるのが辛くなったら、その時はやめたっていい。
今はそのくらいの気持ちでいようと思います。
そして、昼間に2回も爆睡したまめは案の定まだ目がギンギラギンです。
私は眠い...。
まめ、手芸女子。