手術10回目、無事終わりました。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

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私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

今回この絵本を持ってきました。



本人もそうだけど、周りのお友達に読んでもらいたいな。





まめ、一例目で手術始まりました。


今回はレーザーだけなので終わるのも早いはず。

なので、部屋に戻り、がっつりご飯を食べておこう。


その前にトイレに行っておこう。


今回の個室にはトイレがついていない部屋なので、共用トイレに。


私、いつもうっかり鍵をかけ忘れるんです。

ここの共用トイレの扉、鍵をかけなくても閉まっている状態なので、家の癖で鍵をかけないまま用をたし、いつも出るときに「あ。鍵かけてなかった。あぶねー。」と思うのですが、今回の入院中も毎度うっかり。


トイレは、用事の隙を見てぱぱっと、ちゃちゃっと慌ててすませてるので、扉がしまっていれば鍵の存在なんて忘れちゃいます。



そうです。



何をやっちまったか。




恐怖のご対面。



わーお。




扉側に向いて座っていて、ドアノブがガチャと動いた瞬間の瞬発力はなかなかのものだったけど、左側の壁に無駄にでっかい鏡があるため、鏡越しのご対面となってしまった。



あの鏡がなかったら顔見られずすんだのにぃぃ~~!!


いやいや、ちゃんと鍵せぇよ。




私、「すみません!ごめんなさーい!!」と言いながら扉を押し、

相手も「!!!すみません!!!」
と焦っておられました。



相手、女性でよかった(笑)


いやいや、女性だとしてもよくないからちゃんと鍵しましょう。



鍵を掛け忘れた私が悪いのに、すみませんと謝らせてしまい、すみません。





手術が終わったと看護師さんに呼ばれ、オペ室の自動ドアが空いた瞬間、まめの大絶叫が聞こえました。



麻酔が切れた時の絶叫がいつもより凄い。

「あーあー、はいはい、まめー、ママきたよー、ママが抱っこするから大丈夫だよー」と言いながら私が現れたら「あ、お母さま来られました!」と先生3人がかりで完全なる私待ちでした。


まめは、麻酔から覚めて目を開けようとしたのだけど、右目が開かなくてパニックになったようでした。

「マーバーあぁぁーー!しっがぁうぃーーーびぃぃべぇばぁぁびぃぃぃーーー!!!!(ママがしっかり見えない)」と叫んでいましたが、麻酔後のガラガラ声のおたけびは、私以外誰ひとり聞きとれないのです。

これが聞き取れるのは母のみなせる技。


「そーかそーか、右目が開かないから不安だったんだね。まぶたもレーザーしたから腫れて目が開かないんだけど、すぐ開くようになるから大丈夫だよー。」とちゃんと理由を説明して安心させました。

右目が開かないから不安で泣き叫び、ガーゼをひっぺがし、ひっぺがしても目が開かないからママがしっかり見えなくて更にパニック...という状態でした。


10回目で慣れているとはいえ、何かが毎回違います。


今回は、麻酔の時泣かなかったし。

ここ数回は入り口で泣き始め、担いでオペ室へ行き羽交い締めで吸引パターンでしたが、今回は本人も「スーハースーハー(麻酔のこと)がイヤなの。」とずーっっと言い続けてきたので、「じゃあ、先生に『今日は何味がありますか?』って聞いてみて、まめの好きな味を選ばせてもらおうよ!」とか誤魔化しながら今日を迎えました。


まめが大好きなドテラのオイル、オレンジの香りを持って行く!と言うので、一応それも持って行くかたちに。(勿論、使いませんよ)

今回は先生が子供の扱いがとても上手で、いきなり吸引させるのではなく、カップを口に当ててフーッッと息を吐いたら風船が膨らむというのを何度もまめに見せ、まめも風船を膨らませ「上手!上手!」とまめをのせて、気付いたら吸引していて眠るという...。


すんなりいきました。




まめは、もう5歳なので、最近「実はあのとき○○だった」ということを言うのですが、起きて落ち着いたらどうだったか聞いてみようと思います。


最近聞いたのは「手術室から病室へ戻るとき、実は目が覚めていたんだけど、寝たフリしてた」です(笑)




レーザーのあと、ばっちり水ぶくれになっていて、今回も効いてる感じです!



相変わらず術後爆睡girl、有難い。

私も爆睡させてもらいました。



腸は動いているので、水分摂取オッケー出ましたが、本人まだ寝てます。